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2016年読み終わった本9冊目。


『気仙沼ニッティング物語:いいものを編む会社』御手洗瑞子

ものすごく面白かった。

気仙沼ニッティングは気仙沼にある、手編みのセーターやカーディガンを扱う会社。

この本は、その会社の社長になった著書が綴った記録です。

著者は東大卒、マッキンゼーのコンサルタントからブータン政府に勤める公務員を経て編みもの会社の社長になった方。

東日本大震災が起こった2011年3月にはブータンにいらしたそうです。

そこから「東北の復興に携わりたい」と帰国し、東北出身ではないのに気仙沼のお宅に下宿しながら起業し、いきなり初年度から黒字になったという。

スタートはほぼ日の震災支援プロジェクトだったのがその後株式会社になったとのこと。

著者としては起きたことを書いているだけだとしても、こんなにエキサイティングなお話があるのだ、とページをめくる手が止まりませんでした。


最初に「ほぼ日」(ほぼ日刊イトイ新聞)で15万円の手編みカーディガン販売の情報をみたときはあまりにびっくりしてしまい、別世界のできごとかと思っていました。

デザインした三國万里子さん(有名な編みもの作家。お生まれは新潟とのこと)が編んだものを売るのかと思ったけどそうでもないらしく・・・

わたし、いちばん最近買ったカーディガンは何度も値下げになった末のユニクロ790円(税込850円)だけどね・・・
これまでの人生でいちばん高価なニットでさえ35,000円くらいだったけどね・・・
(弱っているときに間違えただよ、20年くらい前です)

だから15万円にどんなに驚いたかと言ったらそりゃもう。

セカンドモデルの「エチュード」という商品は75,600円だそうです。
(手を出しにくい名前の商品ですね・・・完璧じゃないのかと思っちゃう)


その後、Twitterだったかほぼ日のサイトだったか忘れたけれど、手編みの赤いセーターと耳型帽子をかぶったミッフィーをみて、あまりにも驚いて(感動して)、それから注目するようになっていたのでした。
だって編み直しなしですって、すごすぎます。


とにかく、おもしろくてためになる本でした。

また、気仙沼に対するイメージもだいぶ変わりました。


ものごとを斜めに見てしまうわたしは、よいことだけが書かれているんでしょ、とか、糸井さんや三國さんのおかげでしょ、とか、ちらっと思ってしまうけれど、結果がすべてを語るのだと思う。

今見える結果をまっすぐ見ればいいのだろうと。


応援したいけど商品を買うのは今のところ難しいので、注目するだけで許してもらおう。

久しぶりに編みものがしたくなっちゃいました。
あまり複雑じゃないものなら、たぶん編めるはず。たぶんね!

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『気仙沼ニッティング物語:いいものを編む会社』御手洗瑞子
お気に入り度★★★★★
by amica-aroma | 2016-02-28 21:51 | 読書記録 | Comments(0)

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