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2017年読み終わった本53冊目。


『他人の始まり 因果の終わり』

昨年12月のMy植本一子月間(?)のときに、夫側からの見方も読んでおきたくて、初のECD。

読んだ本記録 『かなわない』 2016.8.16
 読んだ本記録 『家族最後の日』 2017.3.2
 読んだ本記録 『降伏の記録』 2017.12.18

 
文章が上手い。
淡々としていながら冷たくなくていい。

ECD(ラッパー)という人のことは、実はまったく知らなかった。

たまたま話題になっていた妻植本一子さんの『かなわない』を読んで初めて知ったのでした。


植本さん側から読んでいた弟の自殺、父の入院、自身の闘病、家族のことをECDさん側から。

最近では珍しく、何度も読みたくなる本。

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『他人の始まり 因果の終わり』
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2018-01-16 22:44 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本52冊目。


『降伏の記録』植本一子

買った日からどんどん読めて進みましたが、8割ほど読んだあたりでなんだか苦しくなってきて、前2作を読み直すことにした。
苦しくなってきたから前作を読むというのは話がおかしいが、とにかく読まなきゃ、と思い『かなわない』『家族最後の日』を1から読み直しました。

読んだ本記録 『かなわない』 2016.8.16
 読んだ本記録 『家族最後の日』 2017.3.2


2作とも読んだときにはすごく長い、と思ったが、今回はすらすら読めて、2回目だからということもあるけれど、長さはまったく感じなかった。

先週はずっと植本一子週間だったわ。
朝も夜も読み続けた、3冊を連続して。
再読の2冊を読み終えた後、今作も最初から読み直したのですっかりどっぷり。


今回の『降伏の記録』は、前半の日記部分はこれまでの続き感があるけど、最後の白いページ(本のタイトルと同じ『降伏の記録』と題された書き下ろし部分)には立ち直れないほどの衝撃が。

日記部分は生成りの紙で、書き下ろし部分は白い紙なので、「白いページ」

家族でも友人でもないので何も言えないのであるが、あまりにもつらい。

『わたしは夫である石田さんに対して、いなくなって欲しいと思っている。』

これだけを読むと、夫婦では誰でも思うことあるよね、という普通の台詞にも思えますが、余命宣告されている夫に早く死んでほしいというのか?

まぁそれも今こうして書きだしてみると、そんなにひどい感情でもないかも?
そう思ってもしかたがないかも?

なんだかわからなくなってきたが、やっぱりけっこうなことの数々が表現されている。
本当に読むの辛かったのだ。

『石田さんが嫌なのだ』というのもある。

まぁでもそうだよね、夫が嫌だっていうのは主婦の共通の話題でもあるね、そういえば。
(一緒にしていいかは謎)


しかしすべてが衝撃だ。
芸術家だから?病気だから?本人も書いているように弱いから?

いろいろと批判的な意見もあるだろうけれど、植本さんが人間的にどうか、ということは他人が判断すべきことではないと思う。
ただ著作としては素晴らしいと思う。

こんなにひきこまれて、そしてこれからも何度か読み返すだろうから。

確かに、相手の立場に立ってものを考えることが少ないのかそれともそこは書いていないだけか、ちょっと疑問のところもあるにはあるけど、それを超える何かがあると思う。
文才もある。


夫(石田さん=ECD)の意見も読んでみたくて、今年書き下ろされた『他人の始まり 因果の終わり』も読みました。

そちらの感想はまた書くとして。


早く読みたい欲に負けて買ってしまったのですが、税込1,944円って高すぎませんか?

これまでのも、植本さんの本の価格どうしてこんなに高いの?

植本さん自身本の中で、本がある程度売れても収入200万円に満たないと嘆いているふうでしたが、ひとりひとりが、お金を出して買うことの重大さよ。

わたしは貴重な読書体験が得られ、結果満足はしていますが、出版業界は本が売れないと嘆いて1冊からより多くの利益を上げようと思うより、読んでもらえる工夫をもっと考えたら?と思わないでもない。

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『降伏の記録』植本一子
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2017-12-18 21:11 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本2冊目。


『家族最後の日』植本一子

『かなわない』に続き写真家植本一子さんのエッセイと日記。

いろいろと激しいので賛否両論あると思いますが、共感するより前に、とにかく読むのがやめられなかった。
本の中の世界に入り込んでしまってしばらく抜けられなくなりました。

強すぎる感受性とパワーに驚きます。
自分を振り返ってみれば、本音の1%も文章にできない毎日なので、圧倒されるばかりです。

読んだ日の日記→ぎりぎりまで

まわりの人を傷つけているという意見もありましたが、傷つけていないふりをして生きているよりよほどいいのかもしれないし、本当に傷ついているかどうかなんて、遠くの読者のわたしたちにはわからない。

この本では、実母との絶縁、義理の弟(といってもだいぶ年上の夫の弟なので亡くなった方もけっこう年上)の自殺、そして夫のがん闘病が語られます。

『かなわない』の頃に比べると子どもたちも成長し、何かと不安定だった部分も(感情は揺らぎながらも)安定したように思えます。
どっしりと地に足がついているようにも感じます。

自分の生きる場所がしっかりと見つかったようだ。
それが夫であるECD(石田さん)の病に理由があるとしても。

家族最後の日は最初の日でもある。


今後もどんどん書いてほしいな、と思います。
ぜひ読みたい。


植本さんのお話は昨年2回聞きに行きました。
(2回目は日記なし)
トークイベント【砂鉄・一子の北書店(夏)~思ったままのことを書く】

読んだ本記録 『かなわない』
読んだ本記録 『働けECD わたしの育児混沌記』

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『家族最後の日』植本一子
お気に入り度★★★★★
by amica-aroma | 2017-03-02 07:52 | 読書記録 | Comments(0)

ぎりぎりまで

朝起きてすぐに読書を始めます。
だいたいは、5時から5時半の間から。

本の書き写し作業をする日もありますが、今日は新刊を読み始めてしまった。

時間が許せば最初から最後までずーっと読みふけりたい本は、『家族最後の日』

12月に予約注文しておいたもので、忘れていたら昨日届きました。


植本一子さん。
最初の1行から胸がひりひりと痛い。

あのかわいらしいおんなのこ(30を過ぎたばかりの2児の母ですが、そうとしか思えない)の強さとはかなさに胸が痛い。


今日のように、本の選択によっては離れられなくなってしまい、ブログを書く時間もなくなりお風呂に入る時間もぎりぎりになる。
そして出勤時間もぎりぎりになる。

今日がそんな日であります。

読みつづけたい本を途中でやめてごはんを作ったり出勤するのはいやだなぁ、といつも思っている。
しょうがないですけどね。

というわけで、ぎりぎりなのでお風呂に入ります。


じゃ、たぶんまた明日。
ごきげんな毎日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2017-02-03 07:51 | 読書記録 | Comments(0)
2016年読み終わった本65冊目。


『働けECD わたしの育児混沌記』植本一子

植本さん、本当にすごいです。
何がといわれるとうまく書けませんが、独特な凄みを感じる。

『かなわない』を読んだときも同じように感じました。

読んだ本記録 『かなわない』

今年は植本さんのお話を2回聴きに行きました。

1回目はこちら→トークイベント【砂鉄・一子の北書店(夏)~思ったままのことを書く】

2回目は日記に書きそびれたのですが、9月にBOOKS f3で開催された『植本一子 トークショー』に参加したのでした。

実物の植本さんは学生にも見えるくらいの若さというかかわいらしさで、自由さと繊細さのバランスが独特な感じがしていました。

『かなわない』を読んですぐ、この『働けECD』植本一子も読みたかったのですが、少し間があいてしまいました。

この本はマジ日記&家計簿。

ECDこと夫の石田さんの出費まで全部公開。
2010年2月から2011年4月までのものが収められています。
24歳年上の夫と、小さな娘ふたりとの生活。

わたしは、自分ひとりに対してさえこんなに公開できないよ。
(自分の行動や感情、出費を直視できないということ)

世の中に向かって表現する人というのはわたしなんかとは違うのかな・・・


9月のトークショーに行ったとき、石田さんが入院したというのはおっしゃっていましたが、その後すぐ病名が発表されたそう。
現在も闘病中のご様子です。

最近は日記更新をしていないようですが(instagramは更新されている)、日記好きとしては、『かなわない』のその後も読みたいものです。

と思っていたら、1月(2月?)に『家族最後の日』というエッセイが発売されるそうで、予約注文済です。
楽しみ。

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『働けECD わたしの育児混沌記』植本一子
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2016-12-19 07:15 | 読書記録 | Comments(0)
2016年読み終わった本37冊目。


『かなわない』植本一子

ボリュームのある内容で、1週間くらい毎日読み続けました。

読んでいる間にご本人のトークイベントに参加し、直接お話を聞くことができました。

トークイベント【砂鉄・一子の北書店(夏)~思ったままのことを書く】

基本は日記で、植本さんの日常が綴られています。

いちばん出てくる言葉は「育児が苦痛」というもので、それはそれは何度も書かれているので、いろいろな意見をもつ人がいることと思う。

育児経験のないわたしが言うのは違うかもしれないけれど、植本さんの言葉は、自分の世界を持つ働くお母さんにとって、「しんどいと言ってもいいんだ」という安心感を与えてくれるかもしれないな、と思いました。


だんだんと精神的に苦しくなる様子もわかりますが、心を病んでいるのかどうかはよくわからない。

子育てはしていなくてもわたしもこの年代のときはそうだったし、今でもまだ一部そうだし、完璧な人なんていないから、向上心があってもがくことと心を病むことのさかいめもよくわからない。


うまく表現できませんがとにかく、ここ最近ない読書体験ができた感じです。
才能というより感性?

実際に近くでお話を聞いた植本さんは、文章よりもずっと少女でした。

同じような道を通ってきたものとして、言ってあげたいこともあるようなないような。
(お母さんとのこととか。)

今後の活動にも注目したいと思います。

他にない読書体験をしたい方はぜひ。
すごく長いけど。

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『かなわない』植本一子
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2016-08-16 22:46 | 読書記録 | Comments(0)
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今日は新潟まつりの初日、民謡流しがあったのですよね。
わたしが通りかかったのは午後9時半頃で、画像の通りの静寂。

少し前まで大行列で踊っていたのは本当なの?

わたしは、民謡流しはまったく見ることなく、北書店でのトークイベント【砂鉄・一子の北書店(夏)~思ったままのことを書く】に行ってきました。

ライター武田砂鉄さんと写真家植本一子さんのトークです。

植本さんの『かなわない』を読んでいて(まだ読み終わっていない)、この方を見てみたい!と思ったので。

見てみたい、というのは失礼な言い方かもしれませんが、とにかく見たい、話が聞きたい、と思ったので。


おふたりのお話を聞いて考えたことはあまりに多いので、それは今後、書けるときがきたら。

武田砂鉄さんの著書は読みたい本リストに入っているもののまだ読んでなくて、またあらためて北書店に買いに行きたいと思います。
今日お話を聞いて、言葉の選び方がとてもよかったので。

今日買えばよかったのですが、大勢の人がいるとそこで買うのができなくて。
そうかといってAmazonやジュンク堂で買うのは申し訳ないので、そこは義理を立てる。(へんかな)

まぁ例によって他にも欲しい本があったので。
行かれなかったらすみません・・・


ちなみに、(会場にいた人しかわからない話ですが)、暮らし系と星野源は好きです・・・
作りこまれたものは好きということかな。


会場の方々を見まわすと、どうしたってわたしが一番年上だろうな、と。

別に気にしていないから、と思いつつも、自分が成熟していないサブカル好きのミーハーおばさんの気がして(まさに100%その通りだけど)、なんだかなぁという気もする。


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民謡流しが始まる前に万代橋を渡っておいた方がいいと思い、夕食は北書店の隣のカフェ・ド・プライム。

チキンカレーが名物というので食べてみました。

マイルドを選んだのにけっこう辛い。
でもとてもおいしくて、ごはんも余らなくて(たいていのお店でごはんとカレーのバランスがいまひとつなのだ)満足しました。


あぁ日々いろいろ読んで歩いて考えて、頭の中には言葉があふれ出ているのにどうして文章にならないのだろう。
本当にじりじりする。


じゃ、たぶんまた明日。
ごきげんな毎日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2016-08-05 23:48 | 日記・雑記 | Comments(0)