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2019年読み終わった本38冊目。

   


やっと読み終わりました!

2年前に発売された時は高くて買えないから文庫を待とうと思って、今年2月文庫発売とともに第一部(最初の2冊)を購入しました。

第一部は、面白くって一気に読んで、1ヶ月後の第二部発売を待ってまたすぐに第二部の2冊買いました。
早く次が読みたいのに発売が1ヶ月後なんて!と思いつつ待って、念願の第二部を読み始めてみたら、ぜんぜん入りこめなくて進まなくて、そのうち途中で読まなくなっておいたのを、先週になって思い出して読んだ次第です。

4冊同時に発売してくださればよかったのにな、新潮社様(最近何かとお騒がせですね。騎士団長殺しとは関係ないけれど)。

閉所恐怖症のわたしには途中読むのがつらい部分もあったし、とにかく第二部は進まなかった。
はっきりした理由はわからないけど、急にしゅーっとしぼんだようになって、結局全部読み終わった感想は、そんなに好きな小説じゃなかったな、というものです。

もちろん、よくこんなこと考えつくなぁとか、文章が秀逸とか、素晴らしいことだらけなんですけど、小説全体としては。

目の前の現実は、自分が勝手に確かだと思っている(信じている)ことで、本当はなにひとつ確かなことなんてないのだ。
わたしのところに騎士団長が現れない保証はどこにもないのだ。

今後、村上春樹氏の長編小説を何冊読めるか、と考えるとごく少ないと思うので、次の作品を楽しみに待ちたいと思います。

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お気に入り度★★☆☆☆



by amica-aroma | 2019-10-26 07:35 | 読書記録 | Comments(0)
2018年読み終わった本51冊目。


『女のいない男たち』村上春樹

久々村上春樹さん。
めったに行かないブックオフで安く売っていたので。
数年前の出版ですね。

6つの短編が収められたもの。

短編小説は、想像の余地があって苦手です。
「その後どうなったの?」とか「あれは何だったの?」とかぐるぐる考えちゃうから。
そう考えると、1から10まですべて知りたがりのわたしは物語には向かないのかもしれませんね。

苦手、と言いつつ読み終わった村上作品。
おもしろいかとか好みかと問われれば、どちらかというとNoなのですが、途中何度かひきこまれるところがあり、不思議な読後感です。

6つの中では「木野」という作品がいちばんおもしろかったです。
謎だらけですけどね。
謎は読者であるわたしたちがいろいろ想像すればいいのかもしれないけれど、「教えてよー」と思っちゃうんですよね・・・

村上作品、最新作(といっても2年近く経つ)である『騎士団長殺し』も未読で、文庫化を待っているところ。
そういう人はたくさんいると思います。

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『女のいない男たち』村上春樹
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2018-11-11 18:38 | 読書記録 | Comments(0)
2018年読み終わった本18冊目。


『村上さんのところ』村上春樹

期間限定で開設されたwebサイトで村上春樹さんに寄せられた質問は37,465通。

そのうち3,716通に返信を書き、この文庫本にはその中からさらに選りすぐった473通が収録されているとこと。

文庫版が出たので買ってみました。

1日2,000通もメールが来てそれを全部読むなんて尋常じゃないな。

同様の企画はこれまでにもありましたが、スマートフォンの普及により以前より広い範囲の人が気軽に送れるようになったためか、格段に増えているのでしょうね。

文庫に収められているのは473通ですが、電子版だと3,716通すべて読めるのだそう。
電子書籍は利用したことがないのですが、これは読みたいな。

ちょっとした空き時間とかに少しずつ読めて便利そう。
でもどうしても紙の書籍が好きだ。
本が好きなのではなく紙が好きなのかもしれないくらい。


世界中の質問者からの質問は軽いものから重すぎるものまでいろいろ。
それらへの村上さんのお返事も、「え、そこ?」と思うようなものやぷぷっと笑ってしまうものから、思わずメモをとってしまうくらい心に刺さるものまでいろいろ。

『これから、「原子力発電所」ではなく、「核発電所」と呼びませんか?』という提案には大賛成。


わたしだったら、質問をひとつに選ぶことは無理だな。
あ、奥さんになら質問してみたいかも。


何かを続けることに必要なのはもちろん才能や努力なのだろうけど、体力も重要。

ということで、体力づくりをがんばろうと思うのでした。
(村上さんと関係があるようなないような感想)

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『村上さんのところ』村上春樹
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2018-06-20 11:24 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本24冊目。


『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』

最近村上翻訳作品をほとんど読めていませんが、ほとんど全仕事を総覧できるこの本はとてもエキサイティングでありがたかった。

小説家として活動しながらも、これまでに約70冊の翻訳書を出版されているとのこと。

初期の村上翻訳書はかなりの数読んでいました。
レイモンド・カーヴァーやスコット・フィッツジェラルドは村上翻訳を通して出会ったものでした。

アロマを始めてから文学作品をほとんど読まなくなり、さらに翻訳ものは全然読まなくなったので、最近のは知らないものも多数。

この本で、村上氏の翻訳に対する考えを知ることができました。

柴田元幸氏との対談もとても興奮して読みました。

しかし本当にすごいな、頭が下がる。


いつもくり返し書いていますが、読みたい本を全部読むには人生が足りない。

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『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』
お気に入り度★★★★★
by amica-aroma | 2017-07-07 07:22 | 読書記録 | Comments(0)
2016年読み終わった本33冊目。


『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』村上春樹

旅の少ない人生ですが、たまに紀行文を読むのはいいものです。

タイトルから、ラオスの紀行文がメインかと思いきやそれだけではなく、さまざまな国のお話が書かれています。

アメリカ、アイスランド、ギリシャの島々(以前暮らしたことがあるそう)、フィンランド、ラオス、トスカナ地方、熊本。

個人的には、読後アメリカ以外みんな行ってみたくなりました。
あ、ラオスはそうでもないかも。

ギリシャの島(ミコノス島とスペッツェス島)は、きっと(ほぼ100%)行くことはないと思われますが、とてもあこがれます。

ずーっと前(『遠い太鼓』を読んたときのわたしはまだ若くて、未知の土地の話を読んでは将来そこに行く自分を想像したものですが、人生中盤(?)になってみれば、ミコノス島に行くこと自体頭のスミにも浮かばないものです。

でもそういう決めつけをせずに生きていかれたらいいな。

最近(震災前から)熊本の方の文章を読むことが多く、今国内で行ってみたい場所1位なので興味深く読みました。

熊本はミコノス島やアイスランドよりは現実的なので、行きたいと思います。
(一度阿蘇山には行ったことがあります。)

まだまだ大変な思いをされている方がたくさんいると思いますが、しずかに復興を祈りたいと思います。


飛行機に乗るような旅はなかなか難しいけれど、これからの人生、行きたいところにはできる限り行ってみる、を実践していきたいです。


この本は、ファンであれば村上ワールドを感じられるし、特に村上ファンじゃなくてもたのしく読めると思います。

現実から心が離れ、旅の世界にひきこまれることが何度もありました。

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『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』村上春樹
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2016-07-19 22:29 | 読書記録 | Comments(0)
2015年読み終わった本49冊目。


『職業としての小説家』村上春樹

村上氏ご本人の、自分はこうやって小説家になってこうやって書いていますよ、ということを書いている本であって、決して小説家になるための、または小説を書くためのハウツー本などではありません。

村上氏のこれまでが語られる貴重な内容のエッセイでした。

とはいっても、参考にできるところはたくさんあると思います。
わたし小説家でも小説家志望でも何でもないのですが、そういうところではなく、仕事をしていくうえでの考え方というか。

特に村上春樹ファンを自認しているわけではありませんが(いわゆるハルキスト?とか違うし)、小説はほぼ全作品読んでいるので、この本にも興味津々でした。


個人的にはとてもおもしろくて印象的な本でした。

レビューで「文才がない」「人間が幼稚」などの意見が少数ですが出ていて驚きます。
わたしが思うに、知る中では最も文才があると思うのに。

また、幼稚ととるか少年の心を持ち続けているととるか、相手を好きか嫌いかで評価が分かれるのだな。


わたしにとってはこんなに表現できたらどんなにいいだろう、うーとうなるくらい文才があると思えます。

しかも、『正直言って、ものを書くことを苦痛だと感じたことは一度もありません。」だそうな。

そうですよね、そういう人がもの書きになるのですよね。

わたし、小学生並み以下の日記や読書感想文でさえ毎日苦痛です。
自分の心の中を、心にあるように表現できたことがほぼないからです。


毎年ノーベル賞の季節になると受賞が期待されますが、もうこのお方は賞とか関係ないくらいのところに登りつめているのではないのかな、と思います。

今後、何冊読めるでしょうね、村上春樹小説。
楽しみであることに間違いはありません。

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『職業としての小説家』村上春樹
お気に入り度★★★★★
by amica-aroma | 2015-10-28 21:55 | 読書記録 | Comments(0)
2013年23冊目に読み終わった本。


『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹

ここまで売れるって、書いたご本人はどんな感じなのでしょうね・・・

日付が変わるのを待って行列して購入している方々のTV映像を見て、とても不思議な気分でした。


発売日(4/12)の翌日ジュンク堂に行ったら品切れで、1週間後に第3刷を購入。
4/21の日曜日に一気に読み終わりました。


村上作品、そんなにみんなが好きなような種類ものかな?と疑問に思いつつ、そして自分も果たして好きだろうか、と思いつつ読む。

でも、デビュー作以来すべて新刊を購入していることを思えば、わたしも立派な村上ファンなのかもしれないなぁ。
自分ではそれほどの実感はないのだけれど。

好きとかそういうことを超える力なのだろうな。


さてそして今回の作品。

「色彩を持たない」という意味は、予想していたものとは違っていました。

これ、真の村上ファンにしか受けないのではないのかなぁ。
うーん、どうなのだろう。

村上ワールドには浸れましたが、読み終わった後疑問も残るのでちょっと(いやかなり?)不完全燃焼感はあります。

でも一気に読ませる物語の力もある。


賛否両論いろいろあれど、物理的に考えて、村上氏の新作を読む機会は今後何十回もあるわけではないと思うと貴重なのかもしれませんね。

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『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2013-05-07 06:37 | 読書記録 | Comments(0)
2012年30冊目に読み終わった本。
 
『1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉前編』
『1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編』村上春樹

BOOK1と2は単行本で読みましたが、BOOK3は文庫化を待っていたので今年になってから読みました。
最初から全3巻って言ってくれればいいのに新潮社よ!

3年前最初の2冊を読んだ時の感想はすっきりしないのひとこと。
読んだ本記録『1Q84』

BOOK3を読むにあたり1と2再読。
3は1,2よりさらにどんどん進む。


なんでしょうね~この感じ。

すっごく好みとかそういうんじゃないんだけどなんかひきこまれる。
出勤前や夕ごはん前に読むのは危険。
途中でやめられないから。

さまざまな意見があるでしょうが、とにかくひきこまれることは確かなのでエンターテインメントとしては十分では?
すっきりしない部分も残りますけど、まぁあれがあれだからいいか・・・
いろいろと書きたいことはあるのですけど、ネタバレになっちゃうので控えますー。

ペースや年齢を考えると、村上氏の新しい小説が読めるのはあと何十冊とかはないんだ、と思うと貴重な作品です。
批判があろうとなかろうと。

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『1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉前編』
『1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編』村上春樹
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2012-07-05 06:52 | 読書記録 | Comments(0)
2011年48冊目に読み終わった本。


『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』村上春樹

10年ぶりの「村上ラヂオ」

仮に著者名を隠してあって読んだとしても
村上氏の文章だとわかってしまうだろうところがすごい。

すごく特徴的か、といわれるとそうでもないような気もするのですが、わかる、ということは個性的なのかな。
(わたしのこの文章がわけわかりませんが)


7月上旬くらいに読み終わり、新しいうちに中古に出そうと思っていましたが、今またぱらぱらと読み返してみると違った味わいも感じられ、なんとはなしに愛着を感じるのでもう少し手元においておこうかと思います。

挿絵の大橋歩さんの銅版画の存在も大きい。

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『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』村上春樹
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2011-08-20 07:09 | 読書記録 | Comments(0)
2010年64冊目に読み終わった本。


『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』村上春樹インタビュー集1997-2009

濃いです。
濃厚です。

何がどういうふうに?といわれると
答えられる表現能力を持ち合わせていないのですがとにかく。

夢中になって読みすすめてしまいました。


小説家が、自分の作品と書くことについて語っているので
自分の人生とは関係ない世界かと思いますが
なぜか心に深く刺さって、何枚もの付箋だらけになってしまった。

その世界で一流の仕事をしている人の言葉は
たとえ特にその人のファンでなくとも
心にぐっとくるものなのでしょうね。

村上春樹氏しかり、イチロー選手とか
他にもたくさん。

ぶれない哲学がしっかりとあるということでしょうか。

本当に身が引き締まる。

ということで身を引き締めて今日も進もう。
by amica-aroma | 2010-11-12 06:00 | 読書記録 | Comments(0)

ぐだぐだな日記毎日更新中。


by amica(あみーか)