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2019年読み終わった本3冊目。


『家系図カッター』増田セバスチャン

日々テレビ番組を録画し続け、何年分もたまっているので、片づけ好きとしてはこれも対象よね、と思い次々消去しています。
そんな中、たまたま消去せずに観てしまったのが「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」の平井堅さん×増田セバスチャンさんの回。(2016年放送)

そこでこの本のことを知り、読んでみました。
自らの半生記。

カワイイ文化の発信者と呼ばれる増田セバスチャンさんの人生が、「カワイイ」とは無縁の崩壊した家庭から始まっていること。
4歳くらいまで、耳が聴こえないことを親が気づかなかったというエピソードも。
(その後聴こえるようになった)

「家系図カッター」の意味は、自分は子どもを持たず家系図を終わりにするということ。
虐待は連鎖するからその連鎖はあらかじめ断ち切るということ。

それは彼の選択なのでいいも悪いもないし、子どものことに限らずすべての結果はその時その時の選択からできている。

カラフルで一見かわいいっぽいけどよく見るとかわいいだけじゃない(むしろかわいくないのか?と思うようなちょっと怖い感じもする。ドロドロやギラギラも入ってるような。)作品のルーツを感じさせてもらいました。
なかなか衝撃的な読書体験ができます。
ドラマじゃないのにドラマティック。

本の最後にはお母様とふたりで撮った写真が。
お母さんの人生もすごいけど、家庭崩壊のもとになっていると思うと、この本ですべて書いて写真まで載せていることの意味を考えさせられます。
血、血縁、連鎖。

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『家系図カッター』増田セバスチャン
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2019-02-04 07:52 | 読書記録 | Comments(0)