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読んだ本記録 『光』

2018年読み終わった本11冊目。


『光』三浦しをん

三浦しをん作品をしばらく連続して読んでいたのに、この『光』は最初の数ページ読んだだけで1~2年放っておいた。

今年になって思い出してスポーツクラブで少しずつ読んだらけっこうひきこまれました。

三浦しをんさん、前から才能あるな、と思っていましたが、こんなに力があるなんて。

性や暴力の描写がすごすぎた。

登場人物全員誰にも感情移入はできなかったです。

途中とても面白かったけど、ラストはうーん。
これも好みが分かれると思うなぁ。

好みは分かれるかもしれないけれど、力作長編だと思いました。

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『光』三浦しをん
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2018-03-17 22:20 | 読書記録 | Comments(0)
2016年読み終わった本24冊目。


『あの家に暮らす四人の女』三浦しをん

帯に『谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品。ざんねんな女たちの、現代版『細雪』』とあったので、4姉妹の物語かと思って読んだところ、さすが現代版。

4人の女の内訳は、親子1組と他人2人。

鶴代、佐知、雪乃、多恵美という4人の名前が「細雪」からきているのね・・・
なるほど。


古い洋館で暮らしている4人の日常が描かれ、大きなドラマはあるようなないような。

最初のうちは、つまらないわけではないけれど事件も何も起きないのでこのまま終わったらどうしよう、三浦しをんってそうだっけ、などと若干不安に。

おもしろくて一気に引きこまれるタイプの作品ではないのですが、読み終わってみればしみじみといい感じですかね。


ちなみに本家谷崎潤一郎の『細雪』を読んだのは中学生の頃です。
ませた文学少女だったかもしれませんね、今考えてみれば。

中学生のわたしにとって非常に印象的な作品でしたが、35年ほど経った今読むとどんな感じだろう。

読み返したい本を読めるほど人生は長くない。
どうしても新しいものを読んでみたいから。

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『あの家に暮らす四人の女』三浦しをん
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2016-05-13 22:19 | 読書記録 | Comments(0)
2016年読み終わった本13冊目。


『まほろ駅前狂騒曲』三浦しをん

まほろ駅前シリーズ3作目。
個人的には3冊の中でいちばんおもしろかった。

読んだ本記録 『まほろ駅前多田便利軒』 『まほろ駅前番外地』

多田便利件に関わるいくつかのできごとが駅前の騒動に発展。
多田の恋らしきものも描かれるし、子ども(クマクマという名のうさぎのぬいぐるみと一緒)も登場してさらに盛り上がります。

既にキャラクターや背景がわかった上で読んでいるということもあるけど、多田と行天(ぎょうてん=人名です)の心の深いところも描かれているようなところも、起きる事件そのものもおもしろかったです。

どんな人でもつながらずには生きていけないし、なんだかんだいってつながりってけっこういいよなと思わせてくれる。

行天の「正しいと感じることをしろ。正しいと感じる自分が正しいのか、いつも疑え」という言葉にも、いつになく重みがあります。

最後は気分爽快に終わり、これぞエンターテインメント。

評はいろいろな意見がありましたが、わたしとしてはこれからも続いてほしいシリーズです。

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『まほろ駅前狂騒曲』三浦しをん
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2016-03-10 21:13 | 読書記録 | Comments(0)
2015年読み終わった本47冊目。


『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん

軽いタッチで短時間で読めました。

社史と裏社史の完成、それぞれの恋のゆくえ、オタク道追求の継続と3つが描かれます。

深みや奥行きのようなものはあまり感じられませんがが、エンターテインメントとしてよいのではないでしょうか。
マンガを立ち読みしたような感じでいまひとつ入り込めませんでしたが、おもしろくないということではありません。

個人的には小説内に登場する小説はあまりおもしろくなかったな。

三浦しをん氏ご本人のオタク度も解放できてよかったのかもしれませんね。

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『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん
お気に入り度★★☆☆☆
by amica-aroma | 2015-10-25 21:15 | 読書記録 | Comments(0)
2015年読み終わった本41~42冊目。


『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん


『まほろ駅前番外地』三浦しをん

前者は直木賞受賞作ですね。

高校の同級生で便利屋のふたり、多田と行天のコンビが魅力的でひきこまれます。
他の登場人物も、妙に印象的な人ばかり。

まほろという架空の都市の物語は、その濃い面々のおかげで濃厚で、でも一見重いようなことも軽かったり、不思議な物語となっています。

昔から仲が良かった、とか気が合う、とかそういうことじゃないのにこのふたりでなくては、というコンビが存在するものだな、と思います。

文庫になっていた2冊を買いましたが、3作目も出ているのですよね。
それも文庫化されたら読もうと思います。

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『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん
『まほろ駅前番外地』三浦しをん
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2015-09-13 21:26 | 読書記録 | Comments(0)
2015年読み終わった本36冊目。


『風が強く吹いている』三浦しをん

箱根駅伝のお話だと聞いていたので、手にとるのをためらっていました。

スポ根ものにはあまり興味がないと決めつけていて。
箱根駅伝にもあまり興味を持ったことがないし。

しかし三浦しをんさんを連続読みしているので、これは欠かせないよなと思って読みました。

確かにスポーツだし根性だし、箱根駅伝だし・・・でも三浦しをんワールドの魅力でけっこう大丈夫でした。

そもそも、ほとんど素人集団が箱根駅伝を目指すという荒唐無稽な話ですが、物語としてはそれほど無茶にも感じられなかったのは、かなり念入りな取材の上に書かれた小説だからでしょうか。

練習部分よりも駅伝本番部分がものすごくうまく書かれていて、ほろりとくる場面も。

駅伝本番が描かれるところでは、1区から10区まで10人の青年の物語がぐっときたんですよね。


大作なので、けっこう読むのに時間かかりました。
5日くらい夜ずっと読み続けました。

これから涼しくなって、読みごたえのある本を読みたい方にいいかも!

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『風が強く吹いている』三浦しをん
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2015-08-28 22:29 | 読書記録 | Comments(0)
2015年読み終わった本35冊目。


『木暮荘物語』三浦しをん

木暮荘というボロアパートに暮らす人々とそれを取り巻く人々の物語。

三浦さんという方は、チャレンジ精神旺盛な人なのではないだろうか。

自分の中からどんどん物語が出てきてこれを書いたというより、描写や文体でチャレンジしているような感じを受ける。

性的な話もけっこう出てくるが、三浦さんの文章に乗ると、色気とは違う不思議な生々しさと現実感のなさがあって不思議。
そういう部分は好きな感じはしないが、小説としてはひきこまれる。

小説の中の人たちとはいえ、人間というものはなんとかわいらしくいとおしいのだろう。

みんなみんな、小さな人生を精一杯生きている。

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『木暮荘物語』三浦しをん
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2015-08-21 22:26 | 読書記録 | Comments(0)
2015年読み終わった本29冊目。


『天国旅行』三浦しをん

おさめられている7つの物語すべてにおいて「心中」がテーマになっている。

作者も解説者も読者も、「死」を体験したことがないのであるが、死を考えることは生を考えることなのだと思わせられます。

小説において「死」を描く覚悟というか、訓練というか、そういうものを感じさせる作品でした。

「心中」と聞くと暗く切ない感じがするのですが、7つの短編のすべてが暗さより希望を感じさせるのはなぜだろう。

書いている作者も、読んでいるわたしたちも生きているからだろうか。
今生きているから。


いろいろな物語を紡ぎ出すパワーがあるな~。
今年は三浦しをん連続読みチャレンジ中。

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『天国旅行』三浦しをん
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2015-07-29 21:47 | 読書記録 | Comments(0)
2015年読み終わった本29冊目。


『舟を編む』三浦しをん

わりと本を読むほうだと思うのですが、10年以上小説からは遠ざかっていたので、実は「本屋大賞」の受賞作をこれまで読んだことがありませんでした。

6月に金沢に行く際できる限り身軽に旅立つことにして、文庫1冊だけと厳選したのがこの本。

玄武書房の営業部から辞書編集部に異動になったまじめ(馬締)を中心に辞書『大渡海』を作る物語。

あーこれまでまったく気づかなかったけど、次に自由に職業を選択する機会があったら(今生ではないね・・・)、辞書編集部に入りたいです!!

まったく思いつかなかったな~。

昔から辞書が好きで、インターネット通信が速くなるまでは、辞書を何冊も購入していました。

辞書というのは、金田一先生や大先生が書くもので、書店の編集部でこんなに作業しているってことに思い及びませんでした。


こんな辞書好きなわたしがこの本を嫌いなわけがない。

本屋大賞受賞作ということは、多くの方に「おもしろい本」として受け入れられたのでしょうが、わたしのように辞書作りの過程に興味を持った者だけでなく、物語全体として受け入れられたのだろうと思います。


これから、三浦しをんさんの作品を続けて読むことにしますー。

ひとりの作家の本を大量に連続して読むのは20年ぶりくらい。
20代の頃、田辺聖子、松本清張、宮本輝、五木寛之、司馬遼太郎(敬称略)といった作家の作品を一気読み(同じ作家の本だけを5冊くらいずつ連続して買って、手に入る本をほぼ全部読み続ける試み)しました。

その頃夜中まで働いていたのに、今より読書時間が多かったのはなぜなのでしょう。


辞書作り・・・あこがれる。やりたい、本当に。

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『舟を編む』三浦しをん
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2015-07-21 21:40 | 日記・雑記 | Comments(0)
2015年読み終わった本25冊目。


『ふむふむ: おしえて、お仕事!』三浦しをん

作家の三浦しをんさんが16名の女性に仕事についてのインタビューをしている内容です。

靴職人、動物園飼育係、フィギュア企画開発、漫画アシスタント、フラワーデザイナー、ウェイトリフティング選手、大学研究員などなど、業種は様々。

職業はそれぞれ違えど、みなさん情熱を持ってご自分の仕事にまい進されているのを、三浦さん独特の視点から斬り込んでいく様子はとても面白かったです。

時に物欲をあらわにしつつ、本のタイトルの通り「ふむふむ」と入り込んでいくところも。


仕事については、わたし自身も日々悩むわけですが、ときどきこうして全然違う世界で働いている人の声を聞くと、全然違う世界なんだから参考にならないはずなのに、妙に納得したりする。
参考にならないということはないのですね。


たぶん語っているご本人は日々の仕事について淡々と語っているだけなのに、聞く方は興味津々おもしろく感じるのかもしれません。

そう考えると、わたしの仕事(アロマ講師としての仕事も会社でのデータ集計や事務の仕事も)、こうして誰かに対して語ってみれば、人の心に何かしらをもたらすことがあるのかもしれません。

三浦さんの引き出し方がうまいのもあると思いますけどね。

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『ふむふむ: おしえて、お仕事!』三浦しをん
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2015-07-08 21:02 | 日記・雑記 | Comments(0)

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by amica(あみーか)