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2018年読み終わった本9冊目。


『服を10年買わないって決めてみました~買わずに楽しく絵本作家のシンプルライフ~』どいかや

本当に服を10年買わなかった絵本作家のお話。
表紙もなかみもイラストがほんとうにかわいい。

著者のチャレンジは、節約目的でもなく、少ないもので暮らすミニマリズム的な考えというよりも、ファストファッションへの問題提起やエシカルファッションを後押しするというような社会的な側面も多くありました。

チャレンジは1年とか2年でもじゅうぶんな気もしますが、10年。
著者36歳~46歳の10年間です。

服を買わずに過ごすには、自分でリフォームしたり編み物や手芸をしたり染めたり、いろいろと手がかかるので、それらの作業を楽しめない人は買ったほうが楽、となってしまいますね。

現在のところ、そういう作業をする余裕がないのが現実。

また、著者は絵本作家だから、オフィスに通勤する人ともなかなか比べられない。


10年買わないというのは現実的ではないとしても、手持ちのものを大切にする、買うなら本当に必要で欲しいと思ったものを買う、ということは大切だと思います。

とりあえず、今年は今の職場を契約満了で退職することになっているので、それまで服を買わないことを昨年末に決めました。
次の職場に必要な服が今と同じ感じとは限らないからです。

今着られる服はそこそこ枚数ありますから、アロマ講座で人前に出るときや訪問に行くときも着まわせると思うし。

なので、今年は服を1枚も買っていないのですが(靴下は買いました)、9月まで実行できる自信はちょっとなくなってきた。
ネットでほしいワンピースも見つけてしまった。

無理せず自分の心が満足する形で買いものとはつきあいたいものです。

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『服を10年買わないって決めてみました~買わずに楽しく絵本作家のシンプルライフ~』どいかや
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2018-02-21 07:14 | 読書記録 | Comments(0)
2018年読み終わった本5~8冊目。


『四季・奈津子』五木寛之


『四季・波留子』


『四季・布由子』


『四季・亜紀子』

図書館の新入荷コーナーに4冊あったので、まとめて借りました。

金沢に行ってから、五木寛之作品を読み直したいと思っていたところ、おnewで一気に借りられてラッキー☆
1週間ほど、朝も夜もずっと夢中で読み続けました。


春夏秋冬にあてた名前の4姉妹の物語。

『四季・奈津子』を初めて読んだのは10代のときで、自由に生きていいのだ、と思いました。
20代になってからも再度読み返したのだったと思う。

今回借りた4冊は2009~2010年にポプラ社から改訂新版として出たもののようです。


今読んでみればできすぎた物語のようにも思えますが、奈津子というひとのパワーが詰まったよい小説だった。
そして、他の3人の女性もみんな違うけどみんな強い。
恋愛や結婚だけでなく自分の人生を徹底的に追い求める姿が描かれています。

4姉妹のうち奈津子は次女。
その後の波留子(長女)、布由子(四女)の物語も発売当時買って読んだと記憶していますが、最後の亜紀子(三女)は読んだっけな?
記憶がない。
今回読んでも思い出せませんでした。

物語の中では、JRがまだ国鉄だったり、登場人物たちがそこら中でたばこを吸っていたり(今はこんなには無理かな)、良妻賢母が求められていたりと時代を感じるところも随所にあるものの、全体に古臭さは感じられず、今の若い方が読んでもパワーをもらえるおもしろい小説だと思います。

実在する人物ではないのに4姉妹それぞれのキャラクターが際立っていて、さっきも書いたけどできすぎ感がないわけではないですが、それはそれでおもしろい。

ありのままの自分を肯定して生きていいんだ、と思わせてくれる小説でした。

―と書きましたが、今日もありのままの自分を肯定などできていませんけどね。


布由子の言葉。
『私は、なにものかでありたい!どうしても!この世界に対して、ほかの人間たちに対して、自分がくっきりした輪郭を持ったなにものかとして生きてゆきたい』

力強い叫びとして迫ってきました。

老詩人が奈津子に語った言葉。
『自分を信ずる、自身を持つ、確信をもって生きる、これほど大切なことはない。ことにあなたのような若い人にとってはね。それが持てると持てないとでは、人間としてまったく違った存在になってしまうのだ。』

若くないのに、いまだ確信は持てない。

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お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2018-02-16 06:56 | 読書記録 | Comments(0)
2018年読み終わった本4冊目。


『往復書簡』湊かなえ

スポーツクラブで細切れに読み終わった本。

すべてが書簡形式で書かれたミステリーが3編。

ストーリーはおもしろいしよくできているのだけれど、なんとなく心の中がもやもやする。
すかっとしない。
「そんなことってさー」とか思っちゃって。

単に好みじゃないだけか?


次のジム本はどれにしようかな~。
(今三浦しおん読み中で、その次検討中)

弟が伊坂幸太郎2冊貸してくれたけど、今のところ気が進んでいない。

家では小説を読む時間がないので、スポーツクラブが小説を楽しむ場となっている。

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『往復書簡』湊かなえ
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2018-02-12 22:16 | 読書記録 | Comments(0)
2018年読み終わった本3冊目。


『小泉放談』小泉今日子

読み終わった翌日にちょうどよく(?)キョンキョン不倫のニュース。
お相手はうちでは「トレンチコート」と呼んでいる俳優とのこと。
(トレンチコートbyドラマ「時効警察」←大好きなドラマ)

この本は、キョンキョンと25名の女性ゲストとの対談を収めたもの。

テーマは50代以降の人生をどう生きるか?なので、対談相手は全員50歳以上。
わたしが好きだな、と思う人が多かった。

小泉さんとは同じ年の生まれなので、(あ、今日ちょうど彼女は52歳のお誕生日ですね、確か)ぶつかっている壁は似ていて、もちろん地方に住む平凡なおばさんのわたしと、芸能界で30年以上活躍する人とは境遇がぜんぜん違うわけなのですけれども、でも世代ってあると思う。

対談のなかみは、キョンキョンに対するほめほめオンパレードで、なんだかなーと思う場面も多かったのですが、それぞれの世界で活躍する女性たちの言葉は心に響くものも多かったのです。

あとは、小泉さんの仕事に対する情熱がすごくて、その結果の恋愛(今回報道された不倫)なのかも、とも思いました。

この本でも何度も出てきましたが、残りの人生は決して長くない。
「いつかやろう」はもう通用しないのだ。

50代は重要だ。
自分の世界を極めていきたい。

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『小泉放談』小泉今日子
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2018-02-04 21:28 | 読書記録 | Comments(0)
2018年読み終わった本2冊目。


『編む人―ちいさな本から生まれたもの』南陀楼綾繁

編む(編集する)ということにひかれ続ける。

この本には、編集者9人へのインタビューが収められています。
それぞれのお話がエキサイティングすぎておもしろすぎて、ずっと浸っていたかった。

先日紹介した「life-mag」発行人小林弘樹さんのインタビューも掲載されています。

「life-mag」応援と熱量のこと


南陀楼綾繁さんは一度北書店のイベントでお見かけしたことがあります。

近くにただ者ではない方が座っていらして、それが南陀楼さんでした。

内容はすっかり忘れてしまいましたが、切れ味鋭いコメントをされていたという記憶があります。


わたしも編む人になってみたい。

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『編む人―ちいさな本から生まれたもの』南陀楼綾繁
お気に入り度★★★★★
by amica-aroma | 2018-01-30 21:49 | 読書記録 | Comments(0)
2018年読み終わった本1冊目。


『魔法をかける編集』藤本智士

この本の著者藤本智士氏が編集長をしていた雑誌「Re:S」は、今でも全冊本棚のいい場所に入っている。
わたしの雑誌コレクションの中でも超重要な位置を占めています。

おそろしく気に入っていたのですが、11冊で廃刊となってしまい、あまりのショックで最終号はほぼ読まないままとってあります。
(意味不明ですね・・・でもそうなの。)

廃刊ではなく休刊ということだったらしいのですが、登録していたメルマガもぜんぜんこなくなり、ちょっとがっかりしていたのでした。

その後秋田県のフリーペーパー「のんびり」の編集長をなさったり。さまざまなご活躍は知っていたのですが、接する機会もないまま年月が過ぎ、最近この本に出会いました。

「編集」というと、本や文章の編集のことだと思いがちですが、この本で語られる編集はそれにとどまりません。

『「編集」とは、理想とする「ビジョン」を、多様な「メディア」を活用して実現させようとするための手段』とのこと。

著者がこれまで手がけてきた編集について書かれていますが、本当にあっという間に読み終わってしまって、同じテーマでこの3倍くらいは読みたかったな。

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『魔法をかける編集』藤本智士
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2018-01-26 22:23 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本54~62冊目。

昨年の未記録分最後(たぶん)。
未記録だったものは、軽く読んだもので感想が少ないものが多いです。
(全部じゃないけど)
なのでタイトルのみ。

年末読んだものがもう少しありそうだけど、それは見つけたら今年2018年の分に入れたいと思います。


『女オンチ。 女なのに女の掟がわからない』深澤真紀


『日本の女は、100年たっても面白い』深澤真紀


『モノがなくても、大丈夫! 』麻生夕貴


『死の準備教育―あなたは死の準備、はじめていますか』曽野綾子


『ラクしてハッピー! あな吉さんの「ゆる家事」レッスン 』浅倉ユキ


『みすず書房旧社屋』潮田登久子


『サロネーゼのための おうち教室の教科書』桔梗有香子


『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』Marie


『CITTA式 未来を予約する手帳術』青木千草

今年は、さらにいろいろと読んでいきたいと思います。
by amica-aroma | 2018-01-22 07:46 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本53冊目。


『他人の始まり 因果の終わり』

昨年12月のMy植本一子月間(?)のときに、夫側からの見方も読んでおきたくて、初のECD。

読んだ本記録 『かなわない』 2016.8.16
 読んだ本記録 『家族最後の日』 2017.3.2
 読んだ本記録 『降伏の記録』 2017.12.18

 
文章が上手い。
淡々としていながら冷たくなくていい。

ECD(ラッパー)という人のことは、実はまったく知らなかった。

たまたま話題になっていた妻植本一子さんの『かなわない』を読んで初めて知ったのでした。


植本さん側から読んでいた弟の自殺、父の入院、自身の闘病、家族のことをECDさん側から。

最近では珍しく、何度も読みたくなる本。

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『他人の始まり 因果の終わり』
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2018-01-16 22:44 | 読書記録 | Comments(0)

よくばり読書

昨年2017年は過去最高に読書量が少なかった。

と思ったが、本当に過去最高か?と思って、このブログをスタートしてからの記録をざっと調べてみました。

2009年 75冊
2010年 80冊
2011年 75冊
2012年 76冊
2013年 122冊
2014年 141冊
2015年 87冊
2016年 78冊
2017年 記録済52冊

記録していないものもありますが、昨年過去最低数だったことは正しかった。
基本80冊前後が多いんですね。
2013~2014年はどうしちゃったんだろう。

自分のことも、こうして振り返ってみないとよく把握していないものです。


読んだ本が多いことがいいことではない。
量より質である。

それをじゅうぶんわかったうえで、とにかくたくさん読みたい。
残りの人生でできるだけたくさん読みたい。

質も量も追求したいのだ。
それが何よりの楽しみなのだー。


じゃ、たぶんまた明日。
今日もごきげんな1日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2018-01-05 07:39 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本52冊目。


『降伏の記録』植本一子

買った日からどんどん読めて進みましたが、8割ほど読んだあたりでなんだか苦しくなってきて、前2作を読み直すことにした。
苦しくなってきたから前作を読むというのは話がおかしいが、とにかく読まなきゃ、と思い『かなわない』『家族最後の日』を1から読み直しました。

読んだ本記録 『かなわない』 2016.8.16
 読んだ本記録 『家族最後の日』 2017.3.2


2作とも読んだときにはすごく長い、と思ったが、今回はすらすら読めて、2回目だからということもあるけれど、長さはまったく感じなかった。

先週はずっと植本一子週間だったわ。
朝も夜も読み続けた、3冊を連続して。
再読の2冊を読み終えた後、今作も最初から読み直したのですっかりどっぷり。


今回の『降伏の記録』は、前半の日記部分はこれまでの続き感があるけど、最後の白いページ(本のタイトルと同じ『降伏の記録』と題された書き下ろし部分)には立ち直れないほどの衝撃が。

日記部分は生成りの紙で、書き下ろし部分は白い紙なので、「白いページ」

家族でも友人でもないので何も言えないのであるが、あまりにもつらい。

『わたしは夫である石田さんに対して、いなくなって欲しいと思っている。』

これだけを読むと、夫婦では誰でも思うことあるよね、という普通の台詞にも思えますが、余命宣告されている夫に早く死んでほしいというのか?

まぁそれも今こうして書きだしてみると、そんなにひどい感情でもないかも?
そう思ってもしかたがないかも?

なんだかわからなくなってきたが、やっぱりけっこうなことの数々が表現されている。
本当に読むの辛かったのだ。

『石田さんが嫌なのだ』というのもある。

まぁでもそうだよね、夫が嫌だっていうのは主婦の共通の話題でもあるね、そういえば。
(一緒にしていいかは謎)


しかしすべてが衝撃だ。
芸術家だから?病気だから?本人も書いているように弱いから?

いろいろと批判的な意見もあるだろうけれど、植本さんが人間的にどうか、ということは他人が判断すべきことではないと思う。
ただ著作としては素晴らしいと思う。

こんなにひきこまれて、そしてこれからも何度か読み返すだろうから。

確かに、相手の立場に立ってものを考えることが少ないのかそれともそこは書いていないだけか、ちょっと疑問のところもあるにはあるけど、それを超える何かがあると思う。
文才もある。


夫(石田さん=ECD)の意見も読んでみたくて、今年書き下ろされた『他人の始まり 因果の終わり』も読みました。

そちらの感想はまた書くとして。


早く読みたい欲に負けて買ってしまったのですが、税込1,944円って高すぎませんか?

これまでのも、植本さんの本の価格どうしてこんなに高いの?

植本さん自身本の中で、本がある程度売れても収入200万円に満たないと嘆いているふうでしたが、ひとりひとりが、お金を出して買うことの重大さよ。

わたしは貴重な読書体験が得られ、結果満足はしていますが、出版業界は本が売れないと嘆いて1冊からより多くの利益を上げようと思うより、読んでもらえる工夫をもっと考えたら?と思わないでもない。

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『降伏の記録』植本一子
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2017-12-18 21:11 | 読書記録 | Comments(0)

新潟市のアロマテラピー教室amica(アミーカ)の川上裕子です。ここでは日記・雑記・読書記録・お知らせなどを書いています。企業で働きながら自宅・出張レッスン等で活動中。


by amica(あみーか)