カテゴリ:読書記録( 751 )

2019年読み終わった本25冊目。


『同潤会代官山アパートメント』 三上延

同潤会代官山アパートメントという名前を聞いて想像していたのとは違っていました。
4代にわたる家族の物語。

同潤会アパートという名前を聞くと、おしゃれな人たちのおしゃれな場所みたいなイメージがありました。(文章がアホっぽい・・・)
記憶があいまいなのですが、一度行ったことがあると思うんですよね~。
雑誌Oliveに出てくる雑貨やファッションにあこがれるミーハー田舎少女だった頃に。
代官山ではなく青山だったと思うけれど、とにかく記憶がおぼろ。


Wikipediaによれば『同潤会は1923年(大正12年)に発生した関東大震災の復興支援のために設立された団体であり、同潤会アパートは耐久性を高めるべく鉄筋コンクリート構造で建設され、当時としては先進的な設計や装備がなされていた。』

『当時最先端の独身の職業婦人羨望の居住施設だった。』とも。

この小説の中でも、関東大震災で大切な人を失ったために当時耐震性の高い建物を住居に選んだ夫婦の物語が描かれます。

人の命は必ず終わるし、変化のない人生もない。
けれども、それもみんな悪いばかりではないのだ、きっと。

初の三上延作品でした。

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『同潤会代官山アパートメント』 三上延
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2019-07-10 21:41 | 読書記録 | Comments(0)
2019年読み終わった本24冊目。


『みの日記』服部みれい

みのは美濃。
東京から会社ごと岐阜県美濃市に移住した著者の美濃生活。

服部みれいさんの本はなぜかけっこう読んでいますが、今回のはあまり入りこめなかった。
移住とか自給自足的な生活とかにあまり興味が持てないからかもしれないし、何かの波長が違ってしまったからかもしれない。

これはこの本の問題ではなくわたし自身の問題です。

自然に触れて生きていくことにあこがれる気もちもないわけではないけれど(そしてそれは年々自分の中で大きくなるけれど)、心のあり方や暮らしのスタイルは研究して深めていきたいが、街中に住む生活を今後も選ぶと思う。

どこで暮らすとしても、いいところと悪いところがあるのだ。
自分のまわりを、小さく工夫していくしかないなぁ。


とにかく、読書時間がとれなさすぎる。
アロマ本も読みかけが何冊も。

早く年金生活者になりたい・・・(それはそれで大変だろう・・・ただ働きたくないだけだ。全部うまくはいかないのだ。本当に。)

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『みの日記』服部みれい
お気に入り度★★☆☆☆
by amica-aroma | 2019-07-04 21:39 | 読書記録 | Comments(0)
2019年読み終わった本23冊目。


『平成くん、さようなら』古市憲寿

図書館に予約していた本は、忘れた頃に順番が回ってきます。

これが、芥川賞の候補になったとは。
いえ芥川賞に詳しいわけでも文学に詳しいわけでもないのですが。
芥川賞って純文学ってことでしたよね・・・
文学とは何だろう。

重いのか軽いのかわからない。
恋愛小説なのか社会派小説なのかわからない。

ブランド名が連続して出てくるあたりは、昔々田中康夫氏の『なんとなく、クリスタル』を読んだ時のような感じも思い出したり。

これを現代的というのだろうか。

よくわからないと言いつつ一気に読み終わったので、「受けつけない」ということでもなかったのだろうと思うが、なんだかすっきりしないままである。


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『平成くん、さようなら』古市憲寿お気に入り度★★☆☆☆
by amica-aroma | 2019-06-15 07:42 | 読書記録 | Comments(0)
2019年読み終わった本22冊目。


『ダイエット事典』森拓郎

本気減量中のため読んでみました。

最近のわたしの考え「1.ヤセたければまず走る 2.炭水化物は抜く(でもちょっと甘いものは食べちゃう)」が間違いだとズバッと指摘されました・・・

この本によれば、有酸素運動は代謝を下げ痩せにくくするとのこと。
体が運動に慣れて帰って痩せにくくするのだそう。

2年間、週に3回エアロビクスだけをやって1gも減らなかったのはこの原理からだろうか。


とにかく食事の重要さ、特にたんぱく質を摂ることの重要さが何度も強調されています。

数年前に熱中症で点滴をしてから、スポーツドリンクをけっこう飲んでいますが、それもよくないし、いろいろと注意点が。

ある程度の動物性脂肪も摂ったほうがいいわけですが、血圧の問題もあるしどうしていいやら。

何ごとも完璧ってないし、いろいろな考え方もあるし・・・

しかしまずは走るし炭水化物も減らすわ。
(結局自己流)


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『ダイエット事典』森拓郎
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2019-05-30 07:22 | 読書記録 | Comments(0)
2019年読み終わった本21冊目。


『ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版』佐々木典士

2月に読みました。
読み終わった本はアロマ関連とどうしても残したいと思うもの以外どんどん売ってしまいます。
「手もとに残しておけばよかったー」と思い出す本は数年に1冊あるかないかくらいですが、この本はその中の1冊。

読んだ本記録 『ぼくたちに、もうモノは必要ない。- 断捨離からミニマリストへ -』

当時発売されてすぐ読んだ(そしてすぐ売った)ので、その後「海外23カ国語に翻訳され、世界累計で40万部を突破したベストセラー」(Amazonより)になるとは予想していませんでした。

もう一回読みたいけどもう一回買うのはちょっとね、と思いつつ過ごしていましたが、文庫版、しかも増補版が出たので購入。
大幅に改訂されているということで、再度じっくり読みました。


この日記でも何度書いたかわからない「ミニマリストになりたい」はまったく実現しておりませんが、今後もミニマリストの方々には注目。

モノが少ないからすべてよいか、というとそうではなくて、その人によります。
管理能力とモノがあることで感じる楽しさ(または苦しさ)は人によって違うからです。
コレクション部屋みたいなディープな世界を楽しんでいる人にはあこがれるし、乱雑なほうが落ちつくという方はそのままでよいのです。

わたしはたぶんADHDの傾向を持っており、頭の中がぐちゃぐちゃになりやすく、予定を詰めこみ過ぎたり逆にだらだらし過ぎたり時間をうまく使えないし、モノの管理ができず冷蔵庫の中の食材を忘れて同じものを買ってきたり、同じ食材や同じ味付けのおかずが続いたり、重要なことをころっと忘れたり、とにかく頭の中が整理できないのでモノを減らして常に片づいた状態で暮らすことと、行動をルーティン化することが必要です。

こうして例を挙げると「そういうこと誰でもあるよー」と言われるのですが、頭の中が混乱している程度を人に示すことは難しいので、自分で感じて自分で対策を講じるしかありません。

その対策のひとつが片づけというわけです。
そういう傾向を持っていても片づけるスキルがない人もいると思うと、整理整頓が好きで、ある程度のスキルを持っていることには感謝したほうがよいですね。

この本はいわゆる片づけ本ではないです。
思想の本だと思います。

著者の佐々木さんの生活をテレビでも2回ほど見ましたが、そんなわけはないのに時間の流れが違うような感じがしました。
自分の優先順位に従って過ごすことの大切さ。


今度は売らずに手もとに置いておきます。
本は、(ほとんどの場合)何度でも手に入れられるところがいいですね。
だから思い出グッズが捨てられないのであります。(思い出片づけはいったん中止中。でもやりますから!)


新たな職場に入り、ますます時間はタイトになりました。
今後も整理とルーティン化を深めていきます。

自分が本当に生きたい人生を送るために。

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『ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版』佐々木典士
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2019-05-22 09:06 | 読書記録 | Comments(0)

読んだ本記録 『左岸』

2019年読み終わった本20冊目。


『左岸』江國香織

本の整理をしていたら出てきました。
本棚にさえなく、ケースに入れて押入の奥に入り込んでいました。

若い頃ずっと江國さんのファンで読み続けてきたのですが、最近はそれほどでもなく、なぜかこれは読まないまましまってあったようです。
2008年の発売だから10年以上。

読み始めたら、長い長い物語に入り込んでどんどん進みました。
主人公茉莉の子どもの頃から50代くらいまでが描かれていますが、誰の人生にも特別な物語はあって、やってきたボールを打ち返しながら生き延びていくのだ。

セリフはすべてこてこての博多弁で、博多弁自体は好もしい感じですが、わたしの中の江國作品らしくない感じもしてちょっともぞもぞするような。


この作品は、かつて『冷静と情熱のあいだ』がそうだったように、辻仁成さんと組んで、江國さんが女性側、辻さんが男性側を描く小説。

辻さんの『右岸』のほうも読んでみたいが、とにかく長いのでどうするかな。

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『左岸』江國香織
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2019-05-11 21:30 | 読書記録 | Comments(0)

読んだ本記録 7冊分

2019年読み終わった本13~19冊目。

今年になって読んだ本の中からとりあえず7冊分。


『すいません、ほぼ日の経営。』川島蓉子・糸井重里

株式会社ほぼ日の経営について。
こんな社長のもとで働きたいな、という以上に、こんな会社で働くのはものすごく厳しいだろうなと感じる。


『ばら色の京都 あま色の東京 『暮しの手帖』新編集長、大いにあわてる』澤田康彦

雑誌『暮しの手帖』新編集長の著書ということで、副題に「暮しの手帖』新編集長、大いにあわてる」ともあることだし、と思って読みましたが、『暮しの手帖』の仕事のことなどは少なくて、家族のお話がメインだったので期待とは違いました。
しあわせ家族でいいですね、と、それ以上のことはない。

『暮しの手帖』は、前の松浦弥太郎編集長のときは毎月欠かさず買っていましたが、編集長が変わって2冊くらい買った後、なんとなく読まなくなっていました。
雑誌の空気のようなものが変わったのか、わたしが変わったのかはよくわからず。

この本を読んだのをきっかけに久しぶりに最新号を購入しましたが、やはり以前のようにすみからすみまで読む気にはなれなかったのでした。
料理の話題が多くて(前からそうだったのかわからないけれど)、料理以外の記事が読みたいのもあります。


『10年後の仕事図鑑』堀江貴文、落合陽一

頭のいい人たちの考えることは、わたしが持っているような「枠」のようなものがぜんぜんないのだなぁ。
キャパシティというか。

参考になるところはたくさんあったし、本としてはおもしろかったですが、この本に書かれているような未来の社会で自分が生きていることはなかなか想像ができない。


『1時間でわかる Webライティング』ふくだたみこ・さかたみちこ

図書館の新刊コーナーで借りました。
これまで何の文章も書いたことがないという超初心者向けで、わたしにはもの足りなかったが、読みやすいのでこれから文章を書く方に。


『これからの私をつくる 29の美しいこと』光野桃

定期的に光野さんの言葉にふれると、歳を重ねていくことが楽しみになる。
今はまだちょっと遠くに感じる60代も、豊かなものになりそうで。
それも、今日一日の過ごし方にかかっているのだ、と今日もすこしだけ気合いを入れる。


『吉本ばなな 奥平亜美衣 自分を愛すると夢は叶う』吉本ばなな・ 奥平亜美衣


『明日を変えるならスポンジから~暮らしの道具を選ぶこと~』一田憲子


今年読んだ本の記録はまた書きます。
by amica-aroma | 2019-05-02 20:39 | 読書記録 | Comments(0)
2019年読み終わった本12冊目。


『地球星人』村田沙耶香

『コンビニ人間』に続き2冊目の村田沙耶香作品。

読んだ本記録 『コンビニ人間』

「『コンビニ人間』をはるかに超えた、驚愕の芥川賞受賞第一作」とのことで読んでみました。

いやもうなんというか気もち悪くて、ずっとみぞおちのあたりがむかむかするような不快感と、本の中で起きていることに目をそむけたい感じと闘いながらも読むのを止められなくて一気に読み終わりました。
確かに驚愕だ。

小説としてはよくできたすばらしい作品なのでしょうが、とにかく気もち悪い。
グロテスクとかそういう気もち悪さではなくて(グロもあるにはあるが)、うまく言葉にできない気もち悪さ。
読んでいる間も、読み終わって1日たった今も、いやーな感じは残る。

好き嫌いがはっきり分かれる作品でしょう。

すごいな、と思いつつ、他の村田作品を読むのはためらわれる。
また胸がむかむかしたらどうしよう、と思ってしまって。
機会があったら読みますが、かまえてしまうな。

いろいろと複雑な思いにさせられる小説でした。

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『地球星人』村田沙耶香
お気に入り度★★☆☆☆
by amica-aroma | 2019-04-17 10:35 | 読書記録 | Comments(0)
2019年読み終わった本11冊目。

 
『わたしの渡世日記 上』
『わたしの渡世日記 下』高峰秀子

女優高峰秀子さん。
大人になるまで名前も存知上げなかったし、大人になってからでさえ高峰三枝子さんと区別がついていなかったし(すみません)、ひとつも作品も観たこともないその人。
ちょっと上の世代なので、触れる機会がなかったのです。

数年前、『瓶の中』という本に出会って、なんにも知らないその人の本を買いました。
大きくて高めの本だったのに、どうしても欲しくなって、買わなければいけないような気がして。

文章が素晴らしく気に入って、少しずつ読みたいと思っていながら追いついていなかった。
その後読んだのは1冊。
読んだ本記録 『にんげん蚤の市』
これもとてもよかった。

そんな中出会った『わたしの渡世日記』。

壮絶な自叙伝ではあるが、なぜか重くも暗くもない。
複雑な家庭で育ち、子役から芸能界に身を置き生きてきた半生が綴られており、物語でもなく実際のお話なのに面白すぎて読みふける。
こんなことが本当にあるのか?と思うエピソードの数々。

映画業界の盛衰や裏表も読める。
続々と出てくる俳優や映画監督などの名前は、どれもわたしにとってはリアルタイムではないのですが、わたしの知らない名前も超大物ばかりなのだろう。
写真もたくさん掲載されていて見入ってしまう。

いやもうすべてがアッパレで、文章表現もすばらしく、著書の中でたびたびご本人いわく学歴コンプレックスがけっこうあるということですが、ほとんど学校に行かずしてこれだけの文が書けるということは、学業と文章は関係がないのだと思う。

高峰さんがこの文章を書いたのはちょうど今のわたしくらいの歳。
女優さんと比べても何の意味もないが、子どもの頃からのことを書けと言われてもほとんどなにも書けないなぁ。
ただただぼんやりして本ばかり読んでいる子供であった。

とにかく、読みごたえのある本でした。

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『わたしの渡世日記 上』
『わたしの渡世日記 下』高峰秀子お気に入り度★★★★★
by amica-aroma | 2019-04-11 21:08 | 読書記録 | Comments(0)
2019年読み終わった本10冊目。


『三千円の使いかた』原田ひ香

この著者の本はこれまでに何冊か読んでいて、面白いんだけど毎回「もっと深くぐっとえぐって掘り下げて!!」と思うのです。

この『三千円の使いかた』 もそうだった。

お金がテーマですが、節約も投資も借金も年金も、とにかくどのお話も少しもの足りないのだ。
せっかく面白いテーマなのにもったいない。

その代わりに、それほどいやな奴も出てこないし、なんとなくまるく収まってよいのかな、とも思う。


図書館で予約してから半年以上待ってやっと番がまわってきました。
最近特に予約本がぜんぜんまわってこない。

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『三千円の使いかた』原田ひ香
お気に入り度★★☆☆☆
by amica-aroma | 2019-04-06 21:29 | 読書記録 | Comments(0)