2022年 05月 20日
『絵本原画の世界2022』@新潟市美術館

書くのがすっかり遅くなってしまいましたが、先週、新潟市美術館の『絵本原画の世界2022』を観に行ってきました。
6月くらいまで開催かと思ってうかうかしていたら、5月22日終了。
小さいころから本が好きでしたが、絵より文字が好きだったこともあり、絵本にはそれほどなじんでいません。
父が、絵がいっぱいある本を買ってきてくれると、もっと字がたくさんある本を買ってきてほしいと泣きべそをかいたものです。
(ひどい子だ。お父さんごめんなさい……)
だから、知らない作家さんの作品もたくさんありました。
『ぐりとぐら』でさえ、読んだことなかった。
原画ということで、印刷されたものとは違う、筆遣いや下書きの線、紙のよれなど、また、時にテープの貼り跡や紙を貼って修正しているものも。
でもどの絵も本当にぐっと心に迫ってきて、空想の世界ではなく、リアルな世界として存在していた。
平日でしたが、お子様連れの方もたくさんいらしていて、真剣に見ていた。
中には、絵本の中のセリフを(情感たっぷりに)読んでいる子もいて、やっぱりその子たちにとっても、リアルな世界なのだろうと思う。

動物が洋服を着ているのがすごく好き。
特に上の画像の、うさぎがコートを着ているのがすごく好き。
確か村山知義さんの『しんせつなともだち』。
フードに耳を出すための穴が開いているところがとくに。
(耳は寒くないの?)
うさぎは、寝るときにはネグリジェ(もうない言葉?)のようなものを着ていた。
どれもこれも、絵が巧すぎてため息しか出ない。
林明子さんとか、あと名前忘れちゃったけど、本当に絵が巧くて、口を開けて見入ってしまったわ。
午前中のパートが終わってから自転車で行ったので、展示を見る前に腹ごしらえ。
こかげカフェのサラダプレートが大好きで、いつも結局これ。
ベーグルは完売していて買えませんでした。
この日たくさんの絵本原画を見て思ったこと。
何事にも、必要なのは「しつこさ」なんじゃないか。
とにかくしつこくやること。
自分を振り返ると、この「しつこさ」が薄いような気がする。
新潟市美術館の『絵本原画の世界2022』は明後日5月22日(日)まで。
結局いつも会期末ぎりぎりになっちゃうなぁ。
よかったらぜひ。
ごきげんな毎日を~ciao♪
◆ホームページ→香りの教室amica(アミーカ)
by amica-aroma
| 2022-05-20 22:03
| 日記・雑記