2021年 06月 02日
さよならわたしの伊勢丹
若いころ、いちばん好きな場所はなんてったって「伊勢丹」で、伊勢丹のない場所に住むのは絶対いや!と思っていました。
去年あたりにも同じことを書きましたが、わたしという狭い人間の中から出てくる日記の文章なんてくり返し同じことです。
20代で新潟市から千葉市に転勤になり、新宿まで黄色い総武線に乗って1時間以上がんばればこの世で一番大好きな新宿伊勢丹に行かれた。
その後群馬県前橋市に転勤になり、前橋にも高崎にも「すずらん」っていう百貨店があったけど、やっぱり伊勢丹に行きたくて、新幹線の回数券を買って毎週のように新宿伊勢丹に行っていました。
今日すごく久しぶりにゆっくり伊勢丹に行ってみた。
(もちろん新宿じゃなくて新潟だけど。)
結婚してとても少ないお金で生活するようになってから、伊勢丹は「(ほしいのに)買えないものがたくさんあるところ」に変わっていましたが、現在はさらに変わって「何もほしいものがないところ」になった。
素敵なものはたくさんあるのに何もほしくない。
いいな、と思うものはあったけど、いいな、でおしまい。
実は今日は、どんなに高いものでもほしいものがあったら買おうと思っていました。
といっても3万円以内くらい、すごくがんばっても5万円以内くらいだけど。
ワンピースでもバッグでもピアスでもお菓子でも、それが普段ありえないくらいに高価でも今日は絶対買ってやる!と意気込んでいましたが、結局父からリクエストのとらやのようかん以外買わずに帰ってきました。
(ラブラでは日用品を少し購入)
もう20年近く前から、伊勢丹はわたしの場所じゃなくなった。
ちなみに、新卒のときの就職活動で三越(当時の名古屋三越)を受けたことを以前書きましたが、伊勢丹(新潟伊勢丹)も受けました。
(面接前に他社の内定が決まり辞退したので受けたとは言わないかもしれないけれど、最初にエントリーはした。)
今やその二つが同じ会社になるなんてね。
あたりまえはどんどんあたりまえじゃなくなりますね。
ごきげんな毎日を~ciao♪
◆ホームページ→香りの教室amica(アミーカ)
by amica-aroma
| 2021-06-02 21:47
| 日記・雑記