2021年 03月 31日
読んだ本記録 『本と体』
2021年読み終わった本13冊目。
「読む」と「聴く」に分かれていて、「読む」は新聞の書評をまとめたもの。
「聴く」のほうは、3人との対談。
これがすっごくよかった。
絵本編集者の筒井大介さん、写真家の斎藤陽道さん、画家の中野真典さんとそれぞれ対談。
中野さんは高山さんの日記「帰ってきた日々ごはん」にいつも出てきて、わたしの中では謎の人でしたが、今回の対談を読んで、魅力がやっとわかって、どうして高山さんが一緒に過ごしているかもほーんのちょっとだけ想像できるような気がした。
もちろんわかるわけないので勝手な想像なんだけど。
筒井さんも斎藤さんも素晴らしくて、もっともっと話を聞きたい!と強く思ったのでした。
「読む」のほうで、わたしも読んだことのある本は『博士の愛した数式』だけだった。
読んでみたい本はいくつもあったので、またリストが増えたのでした。
全体的に、丁寧に作られ世に出された本という印象があります。
本は商売の商品でもあるけれど、ただただ売れればよいというものではない。
ずっと誰かを助け続ける可能性のあるものだ、とあらためて実感。
(2021年2月23日読了)
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by amica-aroma
| 2021-03-31 21:58
| 読書記録