2019年 12月 28日
読んだ本記録 『古くてあたらしい仕事』
2019年読み終わった本40冊目。
夏葉社の島田さんの本2冊目。
1冊目はこちら→読んだ本記録 『あしたから出版社』(2015.2.3)
『あしたから出版社』がとてもよかったのと、Twitterなどで評判も高いのとで、読みたくてたまらなかったが最近の書籍予算ではなかなか手が出せませんでした。
今年はこれまでの人生で一番読んだ冊数の少ない年になってしまい、理由のひとつは眼鏡が合わないことだけれど、もっと大きな理由は購入数の減少だ(いろいろな理由があるのでなんとも言えないのだけれど)と思って、読みたいと思ったらやっぱりできるだけ買おうと思った今月。
確かに価格は高かったけれど、ずっと大切に読み返したい本です。
島田さんの不器用なまでの誠実さというか実直さというか。
なんとすがすがしく心ある姿勢なのだろう。
本来仕事というものはすべてこうだったはずだ。
これを読んで心新たにしないひとはいないのではないか、と思ってしまう。
価格の話ばかりして申し訳ないのですが最後にもう一つ。
これが、夏葉社の本なら1,980円でもしょうがないが、新潮社から出ているのならばあと2~300円安く出せなかったのだろうか、とどうしても思ってしまう、ボリューム的にも。
安いからって多くの人に売れるわけではないのかもしれないけれど、将来の仕事をどうしようと思っている学生や、どうやって働いて行こうか迷っている人などたくさんの人に読んでほしい本だな、と思いました。
Twitterで多くの書店をフォローして読んでいます。
この本に熱いメッセージを書いているお店から買いたかったけれど、送料を考えるとジュンク堂で買ってしまいました。
ジュンクが近くになければAmazonだったかも、と思うと、いろいろと複雑。
応援したいところにお金を払いたいはずなのに。
お金持ちになったら解決するのか?いやそうではないだろうし、いやーまたぐるぐると考える自分と本のこと。
今年のベスト3の中の1冊です。
どのページからでも、何度読んでもじんわりパワーがわいてくる。
この本がよかったからだけれど、本はパワーをくれるのだから、もっと買って読みたい。
来年は眼鏡を買い替えて、読みまくる年にするぞっと。
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お気に入り度★★★★★
by amica-aroma
| 2019-12-28 22:49
| 読書記録