2018年 09月 23日
「第107回サイエンスカフェにいがた」に参加しました
昨日は、「第107回サイエンスカフェにいがた」に参加しました。
前回(第106回)は欠席したので、約3ヶ月ぶり。
昨日のテーマは『進む地球温暖化とこれからの新潟の気象』
ゲストは新潟大学理学部大気海洋システム研究室の本田明治さんです。
まずは、地球システムのしくみから始まり、次に地球の温度が決まるしくみとして、地球の熱収支と温室効果ガスの役割についてのお話。
次に、進む温暖化の実態と予測について。
「熱収支」のところで、太陽放射と地球放射のエネルギーのバランス(入ってくるものと出ていくものが同じである)ということを、長い目で見たわたしたちの財布に例えてお話ししてくださいました。
途中「ステファン・ボルツマンの法則」や「アルベド」などが出てきたときには、頭が自然に拒否反応を示しましたが、温暖化のしくみについてはこれまでより自分の中での理解は進んだと思います。
これまで何万年単位で起きてきた変化が、ここ100年ほどで起こっているという速さ。
後半は、新潟の気象についての実態と予測について。
気温だけでなく降水量や降水日のことも。
特に、大雨の日数が増えているのに無降水日数も増えている=降る時にドバーッと降って降らないときには降らないという傾向には恐怖を感じます。
最後に先生はおっしゃいました。
温暖化の話をすると未来を考えてどよーんとしてしまうが、どよーんとしないで!
ひとりひとりが意識することで、わずかずつでも蓄積ができ、くい止めることは可能ですよ、と。
IPCCの報告書は数年ごとに変わるので、数年ごとに先生に解説していただくなくては。
昨日教わったことで書きとめておくべきことはもっとたくさんあるのですが、いったんこれで感想とさせていただこうと思います。
まだまだ学びは必要。
終了後の交流会にも参加させていただきました。
下の画像のビールは特大の男気ジョッキ(800ml)と普通のジョッキ。
念のため、わたしは普通のほうね。
本田さんは、わたしより2年ほどお若い(それよりだいぶお若く見えますよね!さらさらヘアーと髪型もポイント)ですがほぼ同世代で「同世代のにおいがした」とおっしゃって、気象のことだけでなくバブル時代のこと(この世代の定番!)などさまざまな話で盛り上がりました。
抜群にチャーミングでお話がおもしろい。
失礼ながら、友人と飲んでいるような話しやすさ!
理科少年というわけでもなかったという本田少年が、五六豪雪に衝撃を受けて気象の道に進もうと思ったというエピソードなども、興味深くお聞きしました。
ちなみに、その年中学生だったわたしはその豪雪の記憶がまったくないので、いつも書いていますが、進むべき人が進むべき道に進むようにできているのだ、本当に。
新潟は、「ない気象がない」ということで、全国的にも気象の研究をするにはおもしろい土地なのだそうです。
本田さん、充実した時間をありがとうございました!
またお話できる日を楽しみにしております。
自然環境を学ぶ専門学校生イケメンふたり組(昆虫少年と魚少年)も今回も参加していました。
魚少年から、魚のことや新発田城の水抜きのことなど、たくさんのことを熱く熱く語ってもらって、その熱意に圧倒されながらも強くひきこまれました。
自分はあんなに澄んだ目であんなに情熱的に語れるものがあるだろうか。
礼儀正しくて、毎日きちんと自炊もしているそうで、とにかくすべてに感心するふたり。
19歳のおふたりの人生が、やりたいことができてその世界で花咲くように願うばかりです。
ゲストの本田さん、サイエンスカフェにいがたスタッフのみなさま、ご一緒した参加者のみなさま、会場のジュンク堂書店のみなさま、今回もお世話になりありがとうございました。
次回の「サイエンスカフェにいがた」は、11月24日(土)に開催予定です。
九州大学先端素粒子物理研究センター吉岡瑞樹さんによる『素粒子で探る宇宙の謎』
素粒子って何!?
宇宙、物理・・・苦手分野だー。
しかし、どんなに苦手なものも学んでみなければわからない。
なんでも知りたい、知って何かを得たい。
最新情報はサイエンスカフェにいがたのサイトから→サイエンスカフェにいがた
これまでのサイエンスカフェ参加の感想はこちら→タグ:サイエンスカフェ
昨日は、午前中にAEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)のイベント「アロマ大学in新潟」のアロマ講師学科に参加しました。
これもわたしにはなかなか厳しかったわけですが、そのお話は明日以降~。
じゃ、たぶんまた明日。
今日もごきげんな1日を~ciao♪
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by amica-aroma
| 2018-09-23 09:08
| 日記・雑記