読んだ本記録 『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』

2018年読み終わった本15冊目。


『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』稲垣えみ子

昨年講演も聴きに行った稲垣えみ子さんの食についての本。
基本はメシ、汁、漬物で一食200円の食事が提案されています。

あとがきにこうあります。

『料理は、自由への扉だ。
だから自分で自分の人生を歩きたければ、誰もが料理をすべきなのである。
男も、女も、子供も。自分で料理をする力を失ってはならない。それは自らの自由を投げ捨てる行為である。』

だーかーらーこういうことを言う人がいるからプレッシャーなのだよ。

著者はプレッシャーから解き放つためにシンプルな食事を提案しているのだろうけれど、結局料理が大好きな人の酔狂で、わたしのように心から料理嫌いの人にはレシピ本と変わりないのだ。

料理が好きで得意な人が書いているから、参考にならず。
結局は料理する人が偉いという結論に変わりなし。

『聡明な女は料理がうまい』と食材や調味料の種類が違うだけで同じ結論では?
(そっちは読んでないけど)

シンプルだからってハードルが低いわけではないのだ。
ぬか漬けとか干し野菜とか、時間がたっぷりある人しかできないと思う。
写真で紹介されている料理はそこそこおしゃれっぽく見えるし。

だいたい、べランダに野菜を干したって、帰宅するのが夜7時半とかのわたしには無理だし、ひとり暮らしフリーランス限定では?


ここ数年食生活の改善を試みていますが、ぜんぜんうまくいかず、夫のことも考えると揚げ物なども完全にはやめられないし、朝弁当も作れないし、検査の数値は下がらないし、内容はなんでもいいけど大量に食べたいし、食事のことは本当にストレス。

そのストレスでさらに数値は悪くなっているかもしれないし、悪い病気に罹患していそうだし、いったいどうしたらよいのだー。

ということで、この本は時間のあるひとり暮らしの方にはよいのでは?
参考になるところがゼロではなかったですけどね・・・

今後も食生活改善はさらに続く・・・
(こうやって書いてみるとものすごいストレス状態ですね)

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『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』稲垣えみ子
お気に入り度★★☆☆☆
by amica-aroma | 2018-05-28 06:52 | 読書記録

ぐだぐだな日記10年毎日更新→最近は気まぐれ更新。


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