2017年 10月 23日
「第101回サイエンスカフェにいがた」に参加しました
昨日は「第101回サイエンスカフェにいがた」に参加してきました。
テーマは『放散虫って何だ??』
ゲストは松岡篤さん(新潟大学理学部教授・古海洋学者)と銀細工作家の横山隼さん(RC GEAR)
放散虫って虫?とか言っていたレベルの低いわたしをお許しください。
(いや、さすがに昨日以前に虫じゃないことは知りましたけど・・・)
放散虫とは海洋プランクトンの一種で、繊細なガラスの殻をもつ原生生物。
画像検索するとさまざまな形のものが出ていて、ずーっと見入ってしまうくらい面白い。
飽きずにずっと見ていられます。
今回研究者の松岡さんとともに銀細工作家の横山さんがお話してくださるということで、どういうお話が聴けるのかわくわくしていました。
横山さんは銀細工で放散虫を作っていらっしゃるということ。
おふたりのかけ合いで、放散虫についてのいろいろなお話をお聴きすることができました。
今回は、3年に1回の国際放散虫研究集会の新潟開催に合わせて実施されたということで、サイエンスカフェ終了後の懇親会には世界中の放散虫研究者が集まるとのこと。
(わたしは都合がつかず不参加とさせていただきました。)
放散虫の研究者は日本に31名いらして、それが世界でいちばん多いというお話もお聞きしました。
ちなみにロシアに12名、中国に10名、アメリカでも5名。
あとは1名や2名という国多し。
地質と海洋の条件(海に囲まれており研究材料に恵まれている)が理由とのこと。
配布していただいた放散虫コースター!
かわいい☆
会場のジュンク堂では関連図書とともに放散虫カレンダー(2018年版)も売られていました。
今思えば買ってくればよかったかな。
一風変わったおしゃれなインテリアとして使えそう!
今回たくさんお話いただいたウヌマエキナータス(Unuma echinatus Ichikawa and Yao)が描かれたステッカーも。
サイエンスカフェ用のバインダーに貼りました。
ウヌマエキナータスは日本でいちばん有名な放散虫だそう。
いちばん有名と言われても、みんな知りませんよね。
松岡さんは放散虫の認知度を上げる活動を数々おこなっているとのことで、グッズもいろいろ出ているのですね。
放散虫が描かれたポロシャツ(これもなかなかおしゃれ)を着ているのも上着を脱いで見せてくださいました。
放散虫のクッキーをお菓子会社にプレゼンしたというエピソードも。
プレゼンは通らなかったということです。
クッキー、画像でみたらかわいかったのですが、『放散虫クッキー』という名前だとなかなか手を出しにくいかもしれません(・・;)
今回も、専門的なことについてはほとんどレポートできていない感想文ですが、「放散虫」という名前がこれまで知らなかった人に伝わるとしたら、この拙い日記にもほーーんの少しの意義があるかもしれません。
ゲストのお二方、サイエンスカフェにいがたスタッフのみなさま、ご一緒した参加者のみなさま、ジュンク堂書店のみなさま、今回もお世話になり本当にありがとうございました!!
次回は12月3日(日)開催です。
テーマは『重力波の初観測から重力波天文学の夜明け』
新潟大学大学院自然科学研究科教授の大原謙一さん。
詳細はこちら→第102回サイエンスカフェにいがた
サイエンスカフェにいがたのサイトはこちら→サイエンスカフェにいがた
これまでのサイエンスカフェ参加の感想はこちら→タグ:サイエンスカフェ
じゃ、たぶんまた明日。
今日もごきげんな1日を~ciao♪
◆ホームページ→アロマテラピー教室amica(アミーカ)
◆おしらせ→アロマテラピー教室amicaおしらせブログ
by amica-aroma
| 2017-10-23 07:44
| 日記・雑記