2017年 03月 02日
読んだ本記録 『家族最後の日』
2017年読み終わった本2冊目。
『家族最後の日』植本一子
『かなわない』に続き写真家植本一子さんのエッセイと日記。
いろいろと激しいので賛否両論あると思いますが、共感するより前に、とにかく読むのがやめられなかった。
本の中の世界に入り込んでしまってしばらく抜けられなくなりました。
強すぎる感受性とパワーに驚きます。
自分を振り返ってみれば、本音の1%も文章にできない毎日なので、圧倒されるばかりです。
読んだ日の日記→ぎりぎりまで
まわりの人を傷つけているという意見もありましたが、傷つけていないふりをして生きているよりよほどいいのかもしれないし、本当に傷ついているかどうかなんて、遠くの読者のわたしたちにはわからない。
この本では、実母との絶縁、義理の弟(といってもだいぶ年上の夫の弟なので亡くなった方もけっこう年上)の自殺、そして夫のがん闘病が語られます。
『かなわない』の頃に比べると子どもたちも成長し、何かと不安定だった部分も(感情は揺らぎながらも)安定したように思えます。
どっしりと地に足がついているようにも感じます。
自分の生きる場所がしっかりと見つかったようだ。
それが夫であるECD(石田さん)の病に理由があるとしても。
家族最後の日は最初の日でもある。
今後もどんどん書いてほしいな、と思います。
ぜひ読みたい。
植本さんのお話は昨年2回聞きに行きました。
(2回目は日記なし)
→トークイベント【砂鉄・一子の北書店(夏)~思ったままのことを書く】
→読んだ本記録 『かなわない』
→読んだ本記録 『働けECD わたしの育児混沌記』
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『家族最後の日』植本一子
お気に入り度★★★★★
『家族最後の日』植本一子
『かなわない』に続き写真家植本一子さんのエッセイと日記。
いろいろと激しいので賛否両論あると思いますが、共感するより前に、とにかく読むのがやめられなかった。
本の中の世界に入り込んでしまってしばらく抜けられなくなりました。
強すぎる感受性とパワーに驚きます。
自分を振り返ってみれば、本音の1%も文章にできない毎日なので、圧倒されるばかりです。
読んだ日の日記→ぎりぎりまで
まわりの人を傷つけているという意見もありましたが、傷つけていないふりをして生きているよりよほどいいのかもしれないし、本当に傷ついているかどうかなんて、遠くの読者のわたしたちにはわからない。
この本では、実母との絶縁、義理の弟(といってもだいぶ年上の夫の弟なので亡くなった方もけっこう年上)の自殺、そして夫のがん闘病が語られます。
『かなわない』の頃に比べると子どもたちも成長し、何かと不安定だった部分も(感情は揺らぎながらも)安定したように思えます。
どっしりと地に足がついているようにも感じます。
自分の生きる場所がしっかりと見つかったようだ。
それが夫であるECD(石田さん)の病に理由があるとしても。
家族最後の日は最初の日でもある。
今後もどんどん書いてほしいな、と思います。
ぜひ読みたい。
植本さんのお話は昨年2回聞きに行きました。
(2回目は日記なし)
→トークイベント【砂鉄・一子の北書店(夏)~思ったままのことを書く】
→読んだ本記録 『かなわない』
→読んだ本記録 『働けECD わたしの育児混沌記』
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『家族最後の日』植本一子
お気に入り度★★★★★
by amica-aroma
| 2017-03-02 07:52
| 読書記録