公民館サイエンスカフェ第2回(2017年)『元素名決定! 113番元素ニホニウム』

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昨日は「公民館サイエンスカフェ」第2回でした。

第1回の感想は→公民館サイエンスカフェ第1回(2017年) 『科学と文化を紡ぐビッグヒストリー』

今回のテーマは『元素名決定! 113番元素ニホニウム』
講師は新潟大学大学院自然科学研究科の後藤真一さん。

昨年、日本が113番元素の命名権を得たということは何度もニュースでとり上げられたので、化学や元素に普段接していない方も耳にしている話題でしょう。

元素の命名は日本初。

この研究は、理化学研究所を中心にいくつかの大学からも参加した約50名の研究グループによってなされたとのこと。

そのメンバーのおひとりである後藤さんのお話を聴くことができるということで、以前からとても楽しみにしていました。

昨年夏、主催の東地区公民館の担当者とわたしたち市民企画委員の企画会議でも、113番元素のお話は絶対に聴きたい、と全員一致だったのでした。

その頃は、まだ元素名が決まっていなかったので、こうして「ニホニウム」としてお話を聴けるのは感激。

わたしにとって決して易しいテーマではなかったですが、後藤さんは身近な例を出しながら、わかりやすくかみくだいてお話してくださいました。

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ニホニウムは亜鉛(Zn)とビスマス(Bi)でできたそうです。
亜鉛(原子番号30)の原子核を、ビスマス(原子番号83)の標的に衝突させ、融合させてできたのだそう。

1秒に6兆個衝突させることをくり返し、2003年から2012年までに3回合成に成功したということ。

気が遠くなるような実験に思えますが、日々このような実験をおこなっている人が世界にたくさんいらっしゃるということをあらためて感じるのでした。

113番元素の合成にはロシアも成功を主張したのだそうですが、最終的に日本に。

このあたりのエピソードもいろいろ語っていただき、興味深かったです。

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先週に引き続き周期表が配布されました。

今日のお話の中で一番印象に残ったのは、会場からの「超重元素を発見する意義は?」という質問に対する後藤さんのこたえでした。

(印象に残ったと言いつつわたしの力がなくきちんと再現できなくて申し訳ないのですが、)Nhが何かに使えるとかはないが、理論がわかることで周期表の成り立ちがわかるということ。

今すぐ人に使えるから意味がある、とか一瞬で消えてしまうから意味がない、とかそういうことではないのですね。

あぁ学力と理解力がもっと高かったら、ときりきりしますが、わたしが書ける感想はこのくらいです。


昨日の話ではないですが、元素ってどんなもの?という方は、個人的に下記がおすすめ。
寝る前にパラパラみているとたのしい。

旧版も持っていましたが、先月ニホニウム入り新版が発売され早速購入しました。
なんと全カラーで580円(税抜き)という驚きの安さ。


『新版 美しい元素 (学研の図鑑)』


次回の「公民館サイエンスカフェ」は来週1回お休みで2週間後の2月18日(土)

テーマは『新潟市域の地震・津波災害を考える』
講師は新潟大学災害・復興科学研究所の卜部厚志さん。

詳細→第31回[平成28年度 第3回]公民館サイエンスカフェ(2017/02/18)

これも絶対に聴いておきたいテーマですね。
ご都合の合う方はぜひ!

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昨日のほんぽーとからは山がとてもきれいに見えました。
(写真にはあまり写らない・・・)

講座中はカーテンが閉まっていますが、終了後開けると絶景。


今年度の「公民館サイエンスカフェ」半分終わりあと2回。

まだまだ楽しみにしたいと思います。


じゃ、たぶんまた明日。
ごきげんな毎日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2017-02-05 08:23 | 日記・雑記 | Comments(0)