読んだ本記録 『毛の力: ロシア・ファーロードをゆく』

2015年読み終わった本16冊目。


『毛の力: ロシア・ファーロードをゆく』山口ミルコ

『毛のない生活』で、抗がん剤治療によって毛のない生活を送った著者のその後のお話です。

読んだ本記録 『毛のない生活』

前作でも『何度でも 復活しよう そうしよう』という言葉が胸を打ったが、今回もそれを実現するような内容。

「毛」つながりだけど今回の「毛」は髪のお話ではなく、動物の毛。

その動物は、クロテンです。
テン?アライグマの小さいみたいなものだっけ?(姿は浮かばない・・・)


ミルコさんというお名前は、ロシア語のミール(世界・平和)からきているそうだ。

音だけでもかわいくて素敵なペンネームと勝手に思っていたが、仕事でロシア(旧ソ連)と関係が深かったお父様がつけてくれた本名だそう。

がん闘病を経て新たな生活を送る著者が、自分の名前のルーツであるロシアを旅するお話。

ロシアの歴史をたどるとクロテン(毛皮にされる)との関係が深いそうで、クロテンを追ってヨーロッパ側からシベリアに進んで行った道をシルクロードならぬファーロードというのだそうだ。

クロテンの毛皮は、ものすごく貴重なものだったのですね。
この本を読んで初めて知りました。

そういえば、ロシア=毛皮の帽子(これも画一的なイメージ)だな・・・

ロシアを旅するなかで生命について考える著者の前作と同じくまっすぐな言葉が刺さります。


内容とは直接関係ないけれど、「ノルマ」もロシア語だとこの本で知りました。


なにかの結論が出るとかそういうことではないけれど、自分の道を一歩一歩進む著者を応援したい心と、自分もそうしていきたいという思いがわく一冊。

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『毛の力: ロシア・ファーロードをゆく』山口ミルコ
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2015-05-09 22:16 | 読書記録 | Comments(0)