読んだ本記録 『安西水丸: いつまでも愛されるイラストレーター』

2014年読み終わった本95冊目。


『安西水丸: いつまでも愛されるイラストレーター』

今年2月に急逝されたイラストレーターの安西水丸さん。

好きな有名人がどんどん旅立っていくのは自分もそれなりの年になったからなのだな。

それまでは亡くなる方はみんな上の世代の方たち(年齢が上というだけでなく)で自分にはちょっと遠い話だったのに、5年前にキヨシロー(忌野清志郎氏)が旅立ったときに、あぁわたしにもこのときが来たのだと思ったっけ。
一緒に時代を生きてきたつもりの人がいなくなることが受け入れられないような。

安西水丸さんが亡くなったことを知ったときも同じように思いました。
年齢はずっと上なのに、そのイラストレーションはいつも身近にあったから。

村上春樹本のイラストを多く手がけていることも身近にあった理由の一つ。

これからの人生は、芸能人や有名人であって知り合いでなくても、同時代に生きた人がどんどん死んでいくのだ。
そしてそのうち自分も。


さて、このムック本は、『入手しにくい漫画・エッセイ等を中心に編んだ「安西水丸コレクション」』とのこと。

平松洋子さんをはじめとするさまざまな分野の方の水丸さんについての論考やエッセイも興味深かったですが、教え子のイラストレーターおふたりのお話がとても面白かったです。
「教え子からみた安西水丸」という対談。

水丸さんがどんな人だったかが全部わかる(ような気にさせられる。実際は一面だろうけれど)


若い頃水丸さんの小説をいくつか読んで、そのときのわたしはたぶんまだ子どもでうまく落ちてこなかった。

でも今ならもっと深いところで感じることができそうな気もする。


このムック本を読んだ2日間、水丸ワールドに浸りきりました。

他の本も読みたい。

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『安西水丸: いつまでも愛されるイラストレーター』
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2014-11-04 20:39 | 読書記録 | Comments(0)