映画鑑賞 『疎開した40万冊の図書』

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昨日は、ほんぽーと(新潟市中央図書館)の映画上映に行ってきました。

『疎開した40万冊の図書』というドキュメンタリー映画です。


1944年から45年にかけ、日比谷図書館の蔵書と民間から買い上げた貴重本40万冊が疎開をしたそうです。

戦後20年以上経ってから生まれたわたしには、「疎開」という言葉さえ実感を伴わないのに、本の疎開はどういうものだったのか。

自分の命さえやっと守る過酷な戦時下で、大切な本を、文化を守るという選択をした人がいる。

力のある働き手はみんな出征しているので、主に中学生がリュックや大八車に本を載せ、奥多摩や志木までの約50kmの距離を歩いて運んだといいます。

そのときに本を保管した土蔵の持ち主の話もいくつも出てきました。
中学生のとき本を運んだ人も、ここまでして運ぶ本はとても大切なのだと思ったと証言。

1945年5月の大空襲で日比谷図書館は全焼し、もし疎開した本がなかったらどうなっていたか。

全焼した図書館は日比谷図書館だけではありません。
エンドロールで流れる焼失した図書館の中に新潟県立図書館の名もありました。

本は文化であり心であり命である。
そう思って守った人たちの記録が描かれているのでした。


映画の中では、戦時中のことだけでなく、イラク戦争の中で本を守った人、東日本大震災の原発事故で飯舘村に取り残された5万6千冊の本(震災のすこし前に全国から善意で集まった絵本)、津波で図書館が被災し移動図書館活動をする陸前高田市などのエピソードも織り込まれていました。

中でも飯舘村で全員避難し誰もいなくなった村に残された本たちを見たときには涙が出たのですが、その後消毒され村から持ち出されたことを知り、心から安心したのでした。

水や食料に比べたら生きていくのに必要ないのでは?とも思う本。
確かに優先順位としてはそうでしょう。

でも水や食料や住むところのあとは、心なのだ。
心にとって本は大切な存在なのだ、とあらためて感じさせてくれる映画でした。


映画の途中で、我慢が黒くなり空襲警報のサイレンが鳴り響く、という時間がありました。
実際には数十秒くらいだったのでしょうが、体が縮み、戦争を考えさせられるには十分な時間でした。

昨日少し体がだるくて行くのを迷いましたが、観に行ってよかったです。
本も出ているようなので、見てみようと思います。


昨日の上映会は午前と午後の2回あり、わたしは午後の部に参加しました。

定員80名のところ20名ちょっとくらい。
無料で鑑賞できてもこれくらいなのですね。


土日SMAPの27時間テレビがあり、見ちゃうと全部見ちゃうから我慢・・・と思いまったく見ませんでした。

最後の最後、電話で母が「中居くんが死にそう」と言うので最後の30分ほど見ました。

昼間も見ていたら映画には行かれなかっただろうからよかった。
(ハードディスクいっぱいで録画もできない今日この頃・・・)


今週もごきげんな毎日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2014-07-28 07:55 | 日記・雑記 | Comments(0)