読んだ本記録 『スペードの3』

2014年読み終わった本46冊目。


『スペードの3』朝井リョウ

わたしにとっての朝井リョウ作品2冊目。

 1冊目は→読んだ本記録 『何者』

あぁもう巧い人って巧いんだなー。
才能のある作家だと思います。

この小説を好きとはいえないけれど、人の心がよく描かれているなーと感心して読み終わりました。

女性の心のなか(特に嫌な部分、どろどろしたところや計算高いところ)をよくこんなにリアルに描けるものです。
だからさわやかな気もちにはならないのだけど、それもまたこの小説の魅力なのでしょう。

もしこの小説の主人公が生きていたとしたら、自分でも表現できないもやもやをすべて書かれている、と思うのではないでしょうか。


小説は3部構成。

それぞれ少しだけつながりのある3人の女性の物語。



作者の朝井リョウさん、以前「ボクらの時代」に出演されているのをみて、うちの会社(東京本社になら)にもいそうな、ちょっと理屈屋のイマドキの青年という印象でした。

25歳の若さで会社員をしながら執筆するってすごいな、とありきたりの感想ですけど。

他の作品も少しずつ読んでいきます。

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『スペードの3』朝井リョウ
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2014-06-04 07:15 | 読書記録 | Comments(0)