読んだ本記録 『ブータンが教えてくれたこと』

2013年53冊目に読み終わった本。

『ブータンが教えてくれたこと』かわしまよう子

7月末に読みました。

ブータンにすごく興味があるというわけではなかったのですが、雑誌などで注目していたかわしまさんが書いているということで読みました。

テレビで見たブータン人へのインタビューで多くの人が「悩みが何ひとつない」と言っていたことも思い出したので。


かわしまさんの文章は、まるで少女のもののように感じるのは私だけでしょうか。

わたしよりはだいぶ若いとしても、世間的にはアラフォーと呼ばれる年代のかわしまさん。

なのに、本当に少女みたい。
決して失礼な意味ではないです。


この本に書かれているのは、ブータンの中でもチモン村というところ。
近代化が進む首都や、ブータン全体のことが書かれているわけではありません。

チモン村は72世帯で1000人の人口。(大家族!子だくさん!)
道路も電気も通っておらず、観光地でもないので、かわしまさんたちが訪ねたのも珍しいことだったようです。


案内役のペマさんのお兄さんの言葉が印象的でした。

『うつ病やストレスを持っているひとは、この村にはいません。こういった病気は、野心を持ち、お金を求めはじめるとかかる病気です。この村のひとたちは、自分の持っているもので満足しています。ああしなくてはいけないとか、こうしなくてはいけないということもないので、悩みもありません。未来のことはわかりませんから、朝ごはんが食べられて、昼ごはんが食べられたら、それでよいではありませんか。先のことを考えるひとが、悩みを持ち、うつ病になるんじゃないでしょうか』

そして最後、著者もこう書いています。

『ひとと比べない。あるがままを受け入れながら、おおらかに生きる。
つまり、彼らの幸せを感じる秘訣はこれなのだ。実際、ペマさんから「ブータンのひとは他人を羨ましがることをしない」と聞いた。あのひとのほうが肌が美しいとか、自分よりいい仕事についたとか、何にしても、比べないそうである。』

わかっているつもりなのにすぐ忘れて悩んだりひとと比べたりしてしまう。
それはわかっていないということなのだ。


ここは近代化されモノにあふれた日本で、ブータンではない。
同じ生活はできないし、どちらがよいとか悪いとかそういうことではないのだ。

でも同じ人間として生命をもっている。
心を変えてしあわせになれるのなら、変えようと思う。


チモン村の、オーガニックコットンへの取り組みも今後注目。



7月に読んだ時は、読み終わったら売ろうと思っていたけど、読み返しつつこの記録を書いたら、やっぱり手元に置いておきたくなった。

できるだけ持ち物を少なくしている昨今、本はそれほど減らない。

でもそれが自分の一番の楽しみ(=しあわせのもと)なのだから、単純によろこんでいよう。

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『ブータンが教えてくれたこと』かわしまよう子
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2013-09-05 08:35 | 読書記録 | Comments(0)

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