2012年 05月 20日
かんたんアロマ実践しましょ!
ご質問をいただきましたので、今日はそれに対してこのブログ上でお答えしようと思います。
内容は、入院後、家庭での療養生活を過ごすご家族のためにアロマテラピーを活用したいとのこと。
どんな方法&どんな香りがいいの?といったことです。
間に人を通してアドバイスを求められたので、直接お会いしたことはないのです。
詳しい状況もほとんどお聞きしていません。
本当はいろいろ香りを実際に試していただいたり、方法を実際お見せしたりするのが一番なのですが、お会いせずにアドバイス…どうしよう…ということで、このブログでご紹介するということにさせていただきました。
なので、ごくごく一般的な初心者向けアロマの方法になってしまいますが、この場でご紹介したいと思います。
使うのは100%天然の精油(エッセンシャルオイル)に限ります。
芳香用のオイル、合成のものなどは使わないよう注意してくださいね。
雑貨屋さんなどでは購入せず、専門店でお選びください。
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1.芳香浴
お部屋に香りを漂わせるので療養される方と
ご家族の方どちらもが リラックスして過ごすことができます。
いろいろな方法のうち、
わたしがいつもみなさんにしつこくお勧めしているのが
次のふたつです。
a.ティッシュ作戦
ティッシュ1枚に精油を1滴たらして
枕元やご自分の近くに置いておく方法。
香りがしなくなったらくずかごへ。
とってもお手軽な方法です。
b.マグカップ作戦
マグカップや湯呑など陶器の入れ物に熱いお湯をはり、
そこに精油を1~2滴たらします。
湯気とともにお部屋にふわっと香りが広がります。
どちらも特別な道具は必要なく、おうちにあるもので実践でき
あと片づけも手軽なのでみなさんにおすすめしています。
2.手浴・足浴
療養されている方でも可能であれば手欲足浴も取り入れて。
精油は水に溶けない性質を持つので直接お湯に精油をたらしても
溶けずに丸く浮いた状態に。
ご家庭でお手軽に試すには、天然塩、重層、はちみつのどれかがおすすめ。
3つのうちお好みのもの大さじ1に精油2~3滴程度をよく混ぜて。
手欲足浴のお湯は通常41~42℃と少し熱めにし、
冷めないようお湯をプラスしつつ実践するのが有効なのですが
お好みで、また高齢の方や病後などで弱っている場合は
調節してくださいね。
3.トリートメント(マッサージ)
本格的なマッサージでなく、
スキンシップをとりつつリラックスしてもらうという観点からのご紹介です。
約1回分はホホバオイルまたはスィートアーモンドオイル
小さじ1に対し精油1~2滴をよく混ぜます。
ある程度作り置きしたい場合は、
30ml(大さじ2)に6滴~9滴程度をガラス遮光瓶に入れて保存しましょう。
オイルを使い、手で撫でるようにマッサージしてみましょう。
指先だけでなく、手のひら全体を相手のお肌に
ピタッとつけるようにするとGood!
相手が横になっていてもできる範囲で。
ここでは技術的なことにはこだわらず、
手で癒しパワーを送る気もちでおこなうのがいいのかな、と思います。
「手当て」ということばは「手を当てる」ということからできたといいます。
人の手のパワーは時にどんな薬よりも大きなパワーを発揮します。
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さて、では上記の方法に使うおすすめの精油。
今回は、リラックス効果を中心に選びました。
ラベンダー(ラベンダー・アングスティフォリア)、マンダリン、
プチグレン、マジョラム、イランイラン、クラリーセージ、
ゼラニウム、オレンジ・スィート、カモマイル・ローマン etc
心地よい、好きと感じる香りを選びましょう。
いくつかブレンドするのがおすすめですが、最初は1種からでも。
ご紹介した方法のすべては、どんな方でも実践していただける方法です。
難しくないのでぜひ試してみてくださいね。
それでもまだ心配、という方はアロマショップの店員さんに聞くと親切に教えてくださると思います。
遠慮せず聞いてみて!
もちろんわたしのところにいらしてくださるのも大歓迎です☆
やってみたいけど難しいと思って…という声はよく聞きます。
そうじゃないよーと大きな声で言いたい。
そして実際簡単に楽しんでいただける方法をもっといろいろな場面でアピールしていきたいと思います。
他にもご質問などあればお知らせくださいね♪
by amica-aroma
| 2012-05-20 10:35
| アロマ