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昨日、メディアシップの日報ホールでおこなわれた若松英輔さん講演会『水俣病は終わらない~水俣病患者のコトバに耳をかたむける~』に行ったことを書きました。

若松英輔さん講演会『水俣病は終わらない』に参加しました その1

主催は新潟水俣病阿賀野患者会。
今年で結成10周年だそうです。

もう少し感想(のようなもの)を書いてみたいと思います。
(ちゃんと書ける自信はないが・・・)

昨日も書きましたが、以前参加した「サイエンスカフェにいがた」での水俣病の話が忘れられず、ずっと心にかかっていました。

2015年7月25日の投稿→「第87回サイエンスカフェにいがた」に参加しました

それまで水俣病に関して何も知らず何も考えてこなかったことに、なんというか愕然とした。

その後、若松英輔さんの著書に出会い、そこから石牟礼道子さんの『苦海浄土』に出会い、そしてたまたま見つけたチラシに導かれ、昨日の講演会に参加することになったのでした。

講演会のタイトルは『水俣病は終わらない』ですが、若松さんは『水俣病は始まっているのか?』と問いかけてきました。

わたしたちは何も知らない、水俣病は始まってすらいないのではないか、と。

終わらせないためには他人事ではなく「我が事」にすること。
「忘れない」と言っているのは他人。

それから石牟礼道子や新村苑子さんの文章を読みながら、想いを持った「コトバ」を伝えてくださいました。

「コトバ」を「言葉」に置き換えてはならない。
言葉は頭、コトバは心。

ことばたりえないものをどうにかして表現しようとしたものが詩。
強い想いをもって書いたものは書きえないことを伝える。
文章は読まれて初めて完成するのだ、と。

命を考えるお話だったと思います。


ところで、石牟礼道子さんの『苦海浄土』は、今年になってからやっと読みはじめましたが、実はぜんぜん進みません。

難しい文章でも読みにくい文章でもないのに、苦しくて先に進めない。
こんなことが、自分の生きている時代(少し前だけど)に、自分が住んでいる国で起きていることなのか、のみこむことがとても難しい。

自分は、苦しいことを避けて、耳ざわりのいい快適なものだけを読もうとしているのではないか、どうしてこの本を読むのにこんなに苦しいのか、と自分を責める日々でしたが、そのこたえは昨日若松さんがくださいました。

若松さんが『苦海浄土』と出会ったのは16歳のときだそうです。

古本屋で100円で購入し、触った瞬間に人生が変わるとわかったという。
なのに、わたしと同じように読むのが苦しくて進まなくて、読みとおしたのは東日本大震災後だと。

ことばは量ではなく質、多く読むのではなくしっかり読み、速く読まずに長く読む、そして近くに置いておき決して評価しないこと。

速く読まずに長く読んでいいのだ。
苦しみながら進んでいいのだ。

水俣病のことだけでなく、言葉というもの(そしてコトバについて)多くを教えていただいた講演会でした。


講演会との連動企画としてメディアシップ20Fで講演会と同じタイトルの写真展も開催中とのこと。
7月15日(土)まで。

昨日の講演会後は急いでスポーツクラブに行ったので、今週必ず観に行くことにします。

小原王明 写真展


若松さんが最後におっしゃいました。

「今日なぜここにいるのか」を考えよう、と。

わたしが見るもの聞くものにはすべて意味があるのだろうと思う。


じゃ、たぶんまた明日。
今日もごきげんな1日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2017-07-09 21:36 | 日記・雑記 | Comments(0)
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最近また朝ぜんぜん起きられません。

ということで、せっかく戻した朝ブログの習慣も最近まちまちになって、今日も夜になってしまいました。

今日は、メディアシップの日報ホールでおこなわれた若松英輔さん講演会『水俣病は終わらない~水俣病患者のコトバに耳をかたむける~』に行ってきました。

若松さんのお話を聴くのは3回目、もちろん若松さんのコトバを聴きたかったこともありますが、2年前に参加した「サイエンスカフェにいがた」での水俣病の話が忘れられず、ずっと心にかかっていたこともあり、会社を早上がりにして参加してきたのでした。

スケジュール的に難しいかと少し迷っていましたが、無理してでも参加してよかったです。

偶然親しい友人にも会ったし、数年ぶりに会う知人もいて(これも偶然)。

感想は、明日のブログで書きたいと思います。


講演会の後は走ってスポーツクラブへ。
好きなインストラクターのエアロビクスに間に合った。

わたし、わりと元気じゃない?
(どうしたんだろう・・・)


じゃ、たぶんまた明日。
今日もごきげんな1日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2017-07-08 22:23 | 日記・雑記 | Comments(0)
昨年(2016年)読み終わった本75~78冊目。


『悲しみの秘義』


『生きていくうえで、かけがえのないこと』


『言葉の贈り物』


『緋の舟』往復書簡 志村ふくみ・若松英輔

4冊とも、何度も読み返しているところで、読み終わった本という感覚がないのです。
読むたびに、同じ言葉のはずが違う響きで語りかけてくる。

若松英輔さんが新潟にいらしたイベントに2度参加しました。

『悲しみの秘義』刊行記念、若松英輔さんトークイベントに参加しました
 「若松英輔さんとの読書会」に参加しました(北書店)

若松さんは、読書は量より質と何度もおっしゃっていました。
「読む」ことと「書く」ことは呼吸のように一体なのだとも。

これからも、言葉を深めていきたい。
自分のなかで。

書くことは、まだまだ難しい。

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お気に入り度★★★★★
by amica-aroma | 2017-02-15 07:23 | 読書記録 | Comments(0)
昨夜は、北書店でおこなわれた「若松英輔さんとの読書会」に参加してきました。

若松さんのイベントには、昨年も参加しました。
そのときはジュンク堂書店。

→『悲しみの秘義』刊行記念、若松英輔さんトークイベントに参加しました

その際、ものすごく心を動かされ、若松さんのおっしゃったことを実践したり、紹介されている本やご本人の本をどんどん読んでいたので、再度どうしても直接お話をお聴きしたい、と思ったのでした。

昨日は「読書会」という試みで、『悲しみの秘義』の中から4扁を読みながら考えていくというものでした。

読書はものすごく個人的なものだと思うので「読書会」なるものには参加したことがありませんでした。
わたしの奥深くに入ってくる言葉、またはもともと持っていて引き出されてきた言葉を、そういう場でどなたかと共有できるとは思っていなかったのです。

でもそういうことではないのだな。
読書会に参加したからってわたし固有の何かが壊れるわけでもなければ誰かの何かに侵されるわけでもない。

昨日は濃い面々が集まって、独特の熱気に包まれながら言葉の力にひたることができたと思います。


出版元であるナナロク社の村井さん(たいへん素敵な方。癒し系だと思う)と若松さんと、私たち参加者が一体になって同じテキストを読む。

持参した『悲しみの秘義』は、メモで真っ赤になりました。

最初は付箋にメモしていましたが、そのうちに、もう1冊買ってもいいしな、と思って直接どんどん書き込むことに。
アロマ本以外でこんなに書き込みした本は初めて。

感じたこと、気づいたことは、今まだまとまらないので、明日以降書けたら書いていきたいと思います。


あと若松さんの本も何冊も読んだのに、読書記録が1冊も書けていない・・・
すでに5回ほど読んで書き写しもしたのに『悲しみの秘義』でさえ書いていないという。

うううう追いついていない。
いやじっくりペースでいいかー。


日記ひとつ書くのにこんなにも言葉が出てこないのに、読むことと書くことはやめられないのだ。
苦しいことのほうが多いのに、読んで書かないと生きていけないのだ。


じゃ、たぶんまた明日。
ごきげんな毎日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2017-01-31 07:40 | 日記・雑記 | Comments(0)
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昨日、ジュンク堂(いつもサイエンスカフェにいがたを開催する場所)でおこなわれた若松英輔さんのトークイベントに参加しました。

若松さんは新潟県出身の批評家だそうで、わたしは『悲しみの秘義』という本に出会うまで知りませんでした。

そもそもこの本を手にとったのも「話題になっているから」という軽い理由でした。
さらっと読んでそのままになっていましたが、ジュンク堂でのイベントならば、と軽い気持ちで参加したのでした。
今では(たった一日で)そんな自分が恐ろしいくらい恥ずかしい。

若松さんのお話が始まってすぐに、今日はただ「いい話だった」では帰れない、と思いました。
トークというには軽すぎる、あまりにも濃い学びの場だったのでした。

教わったことは数々ありますが、「言葉を慈しむこと」をあらためて教えていただいたと思います。

書くとは自分の中にある言葉にならないものを知ること、自分がどういう人間か知ること、自分を知るということは自分と他者とのつながりを知ること、誰が読んでくれなくても書くこと。
書くことに知識はいらない、心で書くこと。
うまく書こうとした瞬間文章は人と似てくる、自分が書こうとするものが書けなくなる。
絶対的に量より質。
たくさん読まなくていい、かけがえのないものを読むこと。
今読んでいる本が最後の本かもしれない、書いている文も最後の文章かもしれない。


ものすごく強い力で頭を殴られたような感じがしました。

自分は文字や言葉が好きだと思って生きてきたけれど、なんにも考えていなかったしぜんぜん大切にしてこなかったのではないか。
人から「イイネ」をもらうことを意識して書いてこなかったか、わたしがわたしとして書いているのではなくアロマ講師という肩書にふさわしいものを探して書いてこなかったか。

本当に恥ずかしく恐ろしくなってふるえあがるくらいだ。


帰りに別のカフェに寄り、もう一度『悲しみの秘義』を最初から最後まで読む。

付箋だらけになりました。
若松さんにサインをいただくときにそうだったらよかったのに。

ものすごく丁寧にサインを書いてくださいました。
話しかけてはいけないくらいに集中していらしたので、緊張していたこともありお隣にいらしたナナロク社の社長に話しかけていました。

若松さんは池田晶子さんの言葉を引用しながら「わかる」ことは「変わる」ことだという。

わたしが今日から変わっていないとしたら、それはわかっていないということなのだ。
ものすごくこわい。
でもひとつひとつやるしかないのだ。

東京に住んでいたら、全部の講座を受けたいなぁ。


ところで、『悲しみの秘義』はものすごく素敵な装丁の本で、見た目だけでも目を引く美しい本ですが、表紙は6種類あるのだそうです。

購入するときはそれを知らずに買いました。

装画は日傘作家のひがしちかさんだそうです。

ものすごく美しくてかなしくなるくらい。

なかみのエッセイも同じく。



また軽くなっちゃうけれど、たぶんまた明日。
ごきげんな毎日を~ciao♪


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by amica-aroma | 2016-06-27 22:24 | 日記・雑記 | Comments(0)

新潟市のアロマテラピー教室amica(アミーカ)の川上裕子です。ここでは日記・雑記・読書記録・お知らせなどを書いています。企業で働きながら自宅・出張レッスン等で活動中。


by amica(あみーか)