カテゴリ:読書記録( 678 )

2017年読み終わった本47冊目。


『ハニーズと八つの秘めごと』井上荒野

9つの短編。

なんだかどれもやりきれない気がして、いつもながらに巧いなぁとうなりながらも、読むのはちょっと苦しかった。

別れのない人生はなくて、それをよく認識しているはずなのに、慣れたり平気になったりしないのは、今生きているからか。


今年は、アルバイト先の勤務時間をかなり増やしたのとスポーツクラブに入会したのとで、読書量が圧倒的に減っている。

一日中本を読んで過ごしたいなぁ。

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『ハニーズと八つの秘めごと』井上荒野
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2017-11-21 07:13 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本46冊目。


『似合わない服』山口ミルコ

山口ミルコさん3冊目。

読んだ本記録 『毛のない生活』
 読んだ本記録 『毛の力: ロシア・ファーロードをゆく』

印象的なイラスト(吉田戦車)とタイトルからは何について書いた本かわからないけれど、これはがん闘病後のその後のさまざまな自問自答の記録。

がんを「似合わない服」にたとえている。

まとめ(あとがき)より
『がん=バブル=資本主義? もしかしてそれらをぜんぶひっくるめて、私たちの着ていた「似合わない服」と呼んでいいのではないかしら?』

著者の山口さんとは同世代なので、レベルは違えどバブルの頃浮かれたバカ女(失礼)だった過去は共通している。

冒頭の「似合わない服」という章では、闘病以前のバブル生活を綴っています。
ひとつひとつはぜんぜん違う生活なのに、同じ空気をすっているような感じで、読んでいると苦しくなる。


似合わない服を着ていても、誰も似合わないとは言ってくれないから、自分で考えて自分で何とかするしかないのだ。

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『似合わない服』山口ミルコ
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2017-11-14 07:06 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本45冊目。


『ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート32』

年に2回のつれづれノート。

ちょうど発売日に金沢にいたので、金沢の大和の中の紀伊國屋で購入して、1ヶ月以上積んでおいた。

金沢で本だけでも4冊、リトルプレスも6冊くらい買ってきたので。
(何をしに行っている?)
リトルプレスは袋から出せてもいない・・・
(何のために買ってきている?)


数年前からスポーツクラブにほぼ毎日通っている銀色さん。

最初の頃は1日にいくつものスタジオプログラムに参加していたようですが、今はスタジオへの興味は薄れ、専らプールに通っているよう。
水の上にぷかぷか浮かんでリラックスしている。

さくくん(息子さん)は大学受験→大学入学。
今回カーカ(お嬢さん)のお話は少なかったかな。

久しぶりの手書き文字のあとがきによると、つれづれノート次回からかなり変わるかも、とのこと。
楽しみにしたいと思います。


なんだかほっとするような感じがするので、今回のはもう一度読んでもいいかも。

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『ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート32』
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2017-11-08 07:18 | 読書記録 | Comments(0)

読んだ本記録 『望郷』

2017年読み終わった本44冊目。


『望郷』湊かなえ

湊かなえさん原作のドラマはいくつも観たけれど、著書を読むのは初めて。

ジム本3冊目。
スポーツクラブで読む用の本として買って、スポーツクラブで読み終わりました。

以前はエアロバイクをたらたらこぎながら読んでいましたが、最近ちゃんと心拍数や回転数を確認しながらまじめにやっているので、読書は専らスタジオの待ち時間。

なので細切れに読んだ。


この中の1作「海の星」は「選考委員全会一致で日本推理作家協会賞受賞」だそうですが、そんなに推理小説の感じはしなかった。

島で暮らす人々を描いた6つの短編。

著者の湊さんが因島出身ということで、その島がモデルなのだろう。
小説の中では白綱島。

本土から離れているところで暮らしている人にしかわからない郷土愛と島の閉塞感と複雑ないろいろ。

読後決してさわやかな気もちにはならないのだけれど、ほんのすこしの救いや希望のようなものは感じられる。

今後もスポーツクラブでは湊かなえ本を読むことにしてみよう。

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『望郷』湊かなえ
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2017-11-02 07:22 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本43冊目。


『ウツボカズラの夢』乃南アサ

久しぶりの乃南作品。

この夏、ドラマ化もされていましたね。
ドラマは、なんなのこれは、という展開で好きになれませんでしたが、小説のほうはさすが乃南節うますぎました。

食虫植物であるウツボカズラを、獲物の力を使って目的を達成して生きて行く女にたとえているようです。

主人公の未芙由はこれでしあわせだったの?
登場人物全員しょうもないのだけど、これが現実なの?
(魅力的な人がたくさん出てくるのは嘘くさいのかも?)

いろいろと考えてしまい後味は決してよくない。

乃南アサファンの母に貸したらとても面白くて寝不足になるくらい読み続けてしまった、というメールが来ました。


これはわたしにとってジム本2冊目。
(1冊目→読んだ本記録 『怒り』
エアロバイクをこぎながらや、エアロビクスの待ち時間に細切れで読みました。

最近、エアロバイクをたらたらこぐのはやめて、きちんと心拍数を上げて本気モードでやることにしたのでこぎながら本を読むのはやめたのですが、スタジオでの待ち時間などにけっこう本が読める。
そんなことしている人、他に見かけないけれど・・・

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『ウツボカズラの夢』乃南アサ
お気に入り度★★☆☆☆
by amica-aroma | 2017-10-17 07:06 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本42冊目。


『もう二度と食べたくないあまいもの』井上荒野

10の短編が収められたもの。
書籍のタイトルと、それぞれの小説のタイトルは違うものですが、10編読み終わってみると、あぁ「あまいもの」はいやだな、という感じがわかる(気がする)。

恋の終わりを集めた短編集とあるが、恋とはなにか、ということも考えさせられる。

読後決してさわやかではありませんが、それこそが人生か。
微妙な距離感の人間関係こそが心に刺さったり。

著者のファンなら、井上荒野ワールド全開で楽しめると思います。
ファンじゃない人や初めて読む人は、少し暗くなるかもしれません。
よくできています。

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『もう二度と食べたくないあまいもの』井上荒野
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2017-10-07 20:22 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本41冊目。


『ちょっとそこまで ひとり旅 だれかと旅』益田ミリ

旅は苦手だしあまり好きじゃないのですが、人の旅のお話を読むのはわりと好き。

この本のいちばん最初は金沢で、しかも妙立寺。
たまたま、金沢に旅立つ前々日に読んだのです。

それほど詳しく書いてあったわけではないけれど、行くかどうか迷っていた妙立寺に見学予約をしたきっかけにはなったかも。

この本に出てくる旅の中では、特にフィンランドに心ひかれました。
もともと行ってみたい国だけれど、さらに行ってみたくなりました。


益田ミリさんの文章は、人も場所もすべてをものすごく身近に感じる。
だから支持されるのだろうな。

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『ちょっとそこまで ひとり旅 だれかと旅』益田ミリ
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2017-10-05 22:00 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本40冊目。


『髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている: 専門医が教える、髪のエイジング対策法』浜中聡子

今月の福祉会館アロマ講座のテーマがヘアケアだったので、参考に読んだ本。


この本に出てくる3つの生活習慣とは「食」「睡眠」「運動」

ということで、わかってるよーーと叫びたいですが、あらためて髪のこととともに復習。

医療機関での発毛・育毛の最先端知識なども知ることができました。


「髪は女の命」と昔から言いますが、女だけでなく男もだし、見た目的には命だけど、本当の命は左右しない。
つきあい方も難しい。

まぁとにかく「食」「睡眠」「運動」
そうですよね、わかってるつもりなんですけどね。

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『髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている: 専門医が教える、髪のエイジング対策法』浜中聡子
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2017-09-22 07:27 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本39冊目。


『「私」を受け容れて生きる―父と母の娘』

この本、今年のはじめくらいに読んだのですが、とてもよかったので、読書記録を書くのが遅くなってしまいました。

よかったのならすぐ書けよ、という感じですが、とにかく自分の考えを文字にするのが苦しいので、なかなか書けずにいました。
今も書けませんが、読んだということだけでも記録しておこうと思って。


著者の末盛さんは、彫刻家舟越保武氏の娘。
皇后様のご講演録『橋をかける』を手がけた編集者なのだそうです。

子ども時代、最初の結婚、その夫の突然の死、息子さんのこと、再婚相手も看取り。
ブックフェアなど絵本編集者としてのさまざまなエピソード。

そして岩手に移住した後起きた東日本大震災。

現在は「3.11絵本プロジェクトいわて」の代表として活動されているそうです。

著者の自伝であるこの本は、あたりまえだけれど末盛さんの人生が綴られているのに、自分が励まされているような気がしてくるから不思議です。


本の最初から最後まで、ひきこまれるお話ばかりだったのですが、特に印象に残ったところは最初の夫が亡くなった後のところ。

『それまでの夫は、朝仕事に出かけて行き、夜帰ると、そのとき初めて目の前の実在の人になった。生きているとはそういうことだった。しかし、亡くなると、不思議なことに、いつでも一緒にいるのだった。』

家族の(未来の)死にどうしても怯えてしまう毎日なので、なんだかすーっと心に入ってきた。

帯にある『それでも、「人生」は生きるに値する』『幸せとは、自分の運命を受け容れること』という言葉もあらためて心に迫ってくる。

わかっているつもりなのに日常にまみれすぐ忘れてしまう。
1月頃読んで、今回これを書くために再度見直して、今の自分に必要な言葉がたくさん詰まっていたのでした。


「千枝子」というお名前は高村光太郎が名づけたそう。
「女の名前は智恵子しか思い浮かばない」と言ったのだそうです。

それもすごいなぁ。


久しぶりに(アロマや科学以外で)保存版の書籍です。

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『「私」を受け容れて生きる―父と母の娘』
お気に入り度★★★★★
by amica-aroma | 2017-09-18 07:29 | 読書記録 | Comments(0)
2017年読み終わった本38冊目。


『片づけたい』

片づけを指南する本ではありません。

32名の作家のエッセイが収められています。
ジェーン・スー、谷崎潤一郎、澁澤龍彦、向田邦子、内澤旬子、佐野洋子、沢野ひとし、柴田元幸、松浦弥太郎、赤瀬川原平、 阿川佐和子、新井素子、有元葉子、有吉玉青、小川洋子、川上未映子などなど(順不同敬称略)
時代もいろいろ。(全員分打たなくてすみません)

「片づけ」だけでなく、掃除やモノに対するこだわり、生き方や心の問題など。
片づけの話ではなさそうなものも。


「片づけ」はここ数年、自分にとってアロマ以外に極めるテーマのひとつでしたが、ここにきてある程度の結論は出た気がする。

心とつながっているのは確かだと思うけれど、片づけても片づけなくても結局その人の問題でどちらでもいいよなぁってこと。

こんな結論でいいのかっ!
そのうちちゃんと書こう。


ちなみに今わたしの机周りの資料類の山はすごいことになってます。
もうすぐ山が崩れそう。

整理収納アドバイザー資格とったよねー。
とったよ、確か今年。

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『片づけたい』
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2017-09-14 07:40 | 読書記録 | Comments(0)

新潟市のアロマテラピー教室amica(アミーカ)の川上裕子です。ここでは日記・雑記・読書記録・お知らせなどを書いています。企業で働きながら自宅・出張レッスン等で活動中。


by amica(あみーか)