2017年 12月 11日
読んだ本記録 『金沢あかり坂』
2017年読み終わった本51冊目。
『金沢あかり坂』五木寛之
今年9月の金沢旅の途中、金沢文芸館で買いました。
金沢文芸館の2階は五木寛之文庫になっているのです。
→金沢ひとり旅(2017)3日目 その2 『金沢文芸館~寺島蔵人邸』
金沢は、五木氏の妻の故郷であり、おふたりで数年間を過ごした場所だそう。
金沢を舞台にした4つの短編が収められています。
大好きな金沢の地名をたどりながら読めるのでわたしにとってはわくわく。
浅野川、犀川を思い浮かべながら浸れるのでした。
4つの中のひとつ『聖者が街へやってきた』は1970年の発表作で、さすがに時代が古い感じもしましたが、それもまた楽し。
『彼女は(中略)、二十七歳の今も独身のまま局に勤務していた』などという文章も!
うわー今これ27歳を37歳や47歳に変えたとしても許されないだろう(笑)
最後に収められているのは、五木氏自らの金沢での住まいを振り返る物語。
随筆なのかと思ったら、解説によると私小説風の作品なのだとか。
わたしは、たった4回旅に出かけて気に入っているだけの金沢、地元の人にとってはいろいろ渦巻く街であろうと思う。
これからも少しずつ金沢本を読んでいきたいです。
とりあえず、9月に行ったときにあと2冊ほど金沢本買ってきたものがある・・・
手をつける時間がまだとれていない。
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『金沢あかり坂』五木寛之
お気に入り度★★★☆☆
『金沢あかり坂』五木寛之
今年9月の金沢旅の途中、金沢文芸館で買いました。
金沢文芸館の2階は五木寛之文庫になっているのです。
→金沢ひとり旅(2017)3日目 その2 『金沢文芸館~寺島蔵人邸』
金沢は、五木氏の妻の故郷であり、おふたりで数年間を過ごした場所だそう。
金沢を舞台にした4つの短編が収められています。
大好きな金沢の地名をたどりながら読めるのでわたしにとってはわくわく。
浅野川、犀川を思い浮かべながら浸れるのでした。
4つの中のひとつ『聖者が街へやってきた』は1970年の発表作で、さすがに時代が古い感じもしましたが、それもまた楽し。
『彼女は(中略)、二十七歳の今も独身のまま局に勤務していた』などという文章も!
うわー今これ27歳を37歳や47歳に変えたとしても許されないだろう(笑)
最後に収められているのは、五木氏自らの金沢での住まいを振り返る物語。
随筆なのかと思ったら、解説によると私小説風の作品なのだとか。
わたしは、たった4回旅に出かけて気に入っているだけの金沢、地元の人にとってはいろいろ渦巻く街であろうと思う。
これからも少しずつ金沢本を読んでいきたいです。
とりあえず、9月に行ったときにあと2冊ほど金沢本買ってきたものがある・・・
手をつける時間がまだとれていない。
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『金沢あかり坂』五木寛之
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma
| 2017-12-11 20:49
| 読書記録