2017年 08月 21日
読んだ本記録 『コンビニ人間』
2017年読み終わった本34冊目。
『コンビニ人間』村田沙耶香
芥川賞受賞作ですね。
図書館に予約して3桁待ちで、忘れた頃にやってきました。
主人公はアルバイトのコンビニ店員。
36歳女性。
18年同じコンビニで働いている。
わたしからみたら、きちんと働いて継続していてそれもあり、と思いますが、世間の見方はそうでないらしい。
彼女が独身彼氏なしだからなおさらそうらしい。
いいじゃんね、それはそれで。
あるとき新入りのアルバイトの男が入ってきて、そんな生き方に疑問をつきつけますが、その男いろいろと問題が。
(個人的にはものすごく不快だった、その方。)
その男は言う。
「普通の人間っていうのはね、普通じゃない人間を裁判するのが趣味なんですよ。」
『普通』はなにか、を徹底的に考えさせられる小説。
あっという間に読み終わりました。
あれ、もう終わり?と拍子抜けするくらい短いような気がする。
題材としてはおもしろいので、この3倍くらいの量読みたかったな。
普通とはなにか、考え続けて生きてきました。
どうしたら普通の人だと思ってもらえるか、考えたけど普通の定義があいまいなのでどこにもたどりつかなかった。
わたしがいていい世界は文学の中にあるようですが、文学に浸ってばかりもいられない。
今日も働き学ぶ一日にしよう。
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『コンビニ人間』村田沙耶香
お気に入り度★★★☆☆
『コンビニ人間』村田沙耶香
芥川賞受賞作ですね。
図書館に予約して3桁待ちで、忘れた頃にやってきました。
主人公はアルバイトのコンビニ店員。
36歳女性。
18年同じコンビニで働いている。
わたしからみたら、きちんと働いて継続していてそれもあり、と思いますが、世間の見方はそうでないらしい。
彼女が独身彼氏なしだからなおさらそうらしい。
いいじゃんね、それはそれで。
あるとき新入りのアルバイトの男が入ってきて、そんな生き方に疑問をつきつけますが、その男いろいろと問題が。
(個人的にはものすごく不快だった、その方。)
その男は言う。
「普通の人間っていうのはね、普通じゃない人間を裁判するのが趣味なんですよ。」
『普通』はなにか、を徹底的に考えさせられる小説。
あっという間に読み終わりました。
あれ、もう終わり?と拍子抜けするくらい短いような気がする。
題材としてはおもしろいので、この3倍くらいの量読みたかったな。
普通とはなにか、考え続けて生きてきました。
どうしたら普通の人だと思ってもらえるか、考えたけど普通の定義があいまいなのでどこにもたどりつかなかった。
わたしがいていい世界は文学の中にあるようですが、文学に浸ってばかりもいられない。
今日も働き学ぶ一日にしよう。
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『コンビニ人間』村田沙耶香
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma
| 2017-08-21 07:52
| 読書記録