2015年 07月 07日
読んだ本記録 『正直』
2015年読み終わった本24冊目。
『正直』松浦弥太郎
なんとまっすぐなタイトルなのでしょう。
3月の終わりに発売された『暮しの手帖』巻末の「編集者の手帖」で松浦さんが編集長を退任されることを知りました。
いつも、まっさきに「編集者の手帖」を読むのです。
驚きすぎて、しばらく動けなかったくらいです。
その後ネット検索しまくりました。
その後すぐにこの本が発売され、『暮しの手帖』を辞める心情なども綴られていたのです。
一度始めたことをめったに辞めない(辞められない。辞める決断ができない)わたしとしては、いい状態にあるときに次のステップへ行くためにやめる人をみると、「どうして!?」と思うとともにうらやましくもあるのです。
もちろんこういう有名な方の理由は、表向きと本音は違うのかもしれないのですが、『正直』というタイトルで本に書いている以上、本音なのだと信じます。
今いる場所から違う場所へ行くには、リスクもたくさんあるし、どんなに才能のある人でも100%の保証などないのだから決断するには勇気のいることだろう。
それでもわたしのような者からするとひょいっと次のフィールドに移ってさらに積み上げているように見えて、応援したくなります。
この本では、松浦さんの野心家の部分や、戦略的なところ、ワイルドな部分もじゅうぶん表現されていて、「今に見てろ」と心の中でつぶやきながら進んでいく様子など、みんな同じなのだと思わされます。
だらだらやわやわ過ごしている自分の身がきりっと引き締まる言葉の数々。
とは言いつつ、読み終わって3ヶ月経った今ほとんどのメッセージを忘れていて、再度読み直しては反省するという。
どうして人は(いや、人でなくわたしは)成長しないのであろう、と思うのでした。
松浦さんが決意をしたのは49歳。
わたしも数日後にその年になります。
あとがきに『49歳を迎え、自分に残された時間が限られていることをふと思った。』とあります。
限りある命、終わりの日が明日なのか、10年後なのか30年後なのかは知らされていないわけですが、いつか終わることだけは決定している。
わたしも50歳を前に、さらにそのことを心に刻んで過ごしていかなければならないと思うのでした。
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『正直』松浦弥太郎
お気に入り度★★★★☆
『正直』松浦弥太郎
なんとまっすぐなタイトルなのでしょう。
3月の終わりに発売された『暮しの手帖』巻末の「編集者の手帖」で松浦さんが編集長を退任されることを知りました。
いつも、まっさきに「編集者の手帖」を読むのです。
驚きすぎて、しばらく動けなかったくらいです。
その後ネット検索しまくりました。
その後すぐにこの本が発売され、『暮しの手帖』を辞める心情なども綴られていたのです。
一度始めたことをめったに辞めない(辞められない。辞める決断ができない)わたしとしては、いい状態にあるときに次のステップへ行くためにやめる人をみると、「どうして!?」と思うとともにうらやましくもあるのです。
もちろんこういう有名な方の理由は、表向きと本音は違うのかもしれないのですが、『正直』というタイトルで本に書いている以上、本音なのだと信じます。
今いる場所から違う場所へ行くには、リスクもたくさんあるし、どんなに才能のある人でも100%の保証などないのだから決断するには勇気のいることだろう。
それでもわたしのような者からするとひょいっと次のフィールドに移ってさらに積み上げているように見えて、応援したくなります。
この本では、松浦さんの野心家の部分や、戦略的なところ、ワイルドな部分もじゅうぶん表現されていて、「今に見てろ」と心の中でつぶやきながら進んでいく様子など、みんな同じなのだと思わされます。
だらだらやわやわ過ごしている自分の身がきりっと引き締まる言葉の数々。
とは言いつつ、読み終わって3ヶ月経った今ほとんどのメッセージを忘れていて、再度読み直しては反省するという。
どうして人は(いや、人でなくわたしは)成長しないのであろう、と思うのでした。
松浦さんが決意をしたのは49歳。
わたしも数日後にその年になります。
あとがきに『49歳を迎え、自分に残された時間が限られていることをふと思った。』とあります。
限りある命、終わりの日が明日なのか、10年後なのか30年後なのかは知らされていないわけですが、いつか終わることだけは決定している。
わたしも50歳を前に、さらにそのことを心に刻んで過ごしていかなければならないと思うのでした。
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『正直』松浦弥太郎
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma
| 2015-07-07 21:22
| 日記・雑記