読んだ本記録 『哲学の先生と人生の話をしよう』

2015年読み終わった本15冊目。


『哲学の先生と人生の話をしよう』國分功一郎

人生相談を読むのが好きである。

人のことであるのに、自分と重ならないということはなくて、よほどの相談出ない限り共感できる部分がある。ほんの一部でも。

この本は、哲学の先生である著者が、メールマガジンを通して34名の悩みに答えたものをまとめてあります。

読んだ感想は、「けっこう厳しいな」「質問者の悩みは解決したのだろうか?」でしたが、考えてみれば、誰かに相談できたというだけでも解決できたに近い。

しかも相談している34名は、身近な友人などではなく、webを通して知人でもない(たぶん)哲学の先生に相談しているということは、かなりのハードルを越えていると思われる。

もちろん、友人・知人じゃないからこそは来出せる悩みも多いのだろうけれど。

悩みがある→文章化する→メディア等に送る。
ここまでできればけっこうな前進であろうと思うのである。
まず表面化、文章化するのが難しいのだ。


本の感想に戻ると、國分先生は哲学を通して答えを導き出している。

人生を考えるにあたり、哲学が大きな役割を持つということが改めてわかりました。

あとがきで著者も書いている。

『~人生における難問に立ち向かう上で重要な認識を私は哲学から得た。私にとって哲学は人生論である。そして哲学が人生論であることと、哲学が自然や社会や政治についての重要な知見を与えてくれることとはすこしも矛盾しない。』

本当は、人生に正しい答えなんてないのだろうから、なんとかいいようにやっていくしかないなぁ。

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『哲学の先生と人生の話をしよう』國分功一郎
お気に入り度★★★☆☆
by amica-aroma | 2015-05-07 20:46 | 読書記録 | Comments(0)

新潟市のアロマテラピー教室amica(アミーカ)の川上裕子です。ここでは日記・雑記・読書記録・お知らせなどを書いています。企業で働きながら自宅・出張レッスン等で活動中。


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