読んだ本記録 『小田嶋隆のコラム道』

2012年42冊目に読み終わった本。

『小田嶋隆のコラム道』小田嶋隆

まずは面白かった。

この面白さは好みが分かれるところであるかもしれないが、わたしはけっこう面白がることができました。
なんというかぎりぎりな感じで。

面白いだけでなく、もちろん役にも立ちます。

ボキャブラリーと表現力は秀逸。

知らない語が出てきているというのに文章が理解できないということが全くない。
自然と理解できてしまう。
理解だけでなく納得してしまうのです。


付箋をつけた一部。

「良い文章を書くためには、ふたつの相反する素養を備えていなければならない。
 ひとつは、個性。もうひとつは普遍性だ。」

「ここで私が協調しておきたいのは、文章を書くことが楽しくなるのは、一定の技巧が身についた後の話だ、ということだ。」

「技巧は、機械的に身につけるものだ。
 創造的に身につけるものではない。
 大切なことなのでもう一度書く。
 技巧は、機械的に身につけるものだ。
 そして、その機械のように正確な技巧が、繊細な創造のための道を開くのである。」

「文章を書くことが苦手な人は、単に技巧上の劣等感に苦しむだけではない。彼は、自分の中にある思想が、自分の外に出ていかないことにより巨大なストレスを感じている。」

「執筆にあたっては、構成をあれこれ考えるより、とにかく書き始めることを優先する。」

「外部的な資料、とくに電子的な資料に頼る生き方をするのは本当によくないですよ。」


あーーすべての言葉に納得。

特にわたしが毎日感じていること。
『自分の中にある思想が、自分の外に出ていかないことにより巨大なストレスを感じている。』

その通りなのだ。
頭の中身を出したいのだ。
文章という形で。

でもその力がないから頭がぐるぐるするのだ。
昨日も今日も。


巻末の内田樹氏との対談も充実した内容でした。

--------------------------------------------------
『小田嶋隆のコラム道』小田嶋隆
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma | 2012-09-22 09:49 | 読書記録 | Comments(0)

新潟市のアロマテラピー教室amica(アミーカ)の川上裕子です。ここでは日記・雑記・読書記録・お知らせなどを書いています。企業で働きながら自宅・出張レッスン等で活動中。


by amica(あみーか)