2012年 01月 29日
読んだ本記録 『代替医療のトリック』
2011年75冊目に読み終わった本。
『代替医療のトリック』サイモン・シン&エツァート・エルンスト
もう1月も終わりだというのに昨年読み終わった本です。
昨年読み終わった、というより昨年ずっと少しずつ読んでやっと読み終わった。
2010年の初めに発売されて「読まなきゃー」とずっと手元にあったもののなんとなく読み始める気にならず、2011年に読み始めて。
面白かったのですけど、さくさくとは進まず、年末までかかってしまったのでした。
460ページ以上の大作だし。
数ある代替療法が本当に効くのかどうかをつきとめようという試み。
中でも、鍼灸、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブ療法の4つについて膨大なデータを検証するという形で取り上げています。
内容については、いろいろな説があるだろうし手放しでこれだ、とはいかないと思いますが、ひとつの参考としては使えるのではないかと思います。
批判も多いようですが、わたしはこれはこれで価値あるものだと思いました。
代替医療を批判する書ととる人も多いかもしれないけど、ある程度の公平性は持っているように感じました。
アプローチに対する好みが分かれるってことですかね。
アロマテラピー講師としては必ず読んでおくべき本で、発売から2年近くもたってから読み終わったのは遅かったです。
結果、4つともほとんど効果がないという結論といってもいいでしょう。
特にホメオパシーについてはボロクソに近い。
とんだインチキ療法といえるような。
ハーブ療法については一定の効果を認めていますが、危険性も認識しないといけない。
真実は、この本だけではわからない。
これからももっと検証されていくでしょう。
アロマテラピーについては、他の多くの代替療法と同じく2ページでさらっと。
代替療法とはいってもあやしいものも本当に多いですね。
信じるかどうかはその人しだい。
効果が出るならいいじゃない、と思いますけど、それで人を騙すような形でお金儲けをする人がどんどん出てくるのはいただけないと思う。
アロマテラピーについてわたしは、講師としては代替療法的なアプローチはしていません。
医療従事者じゃないというのもありますし。
でもその視点からの勉強はし続けていくつもりです。
この本に書いてあることの全てを妄信的に信じることもないけど、全てを批判するつもりもない。
冷静に、慎重に、知識として持っておきたいです。
「科学的根拠」という言葉は好きですが、それだけではないことも充分充分知っているつもり。
決して読みやすい本ではありませんが、何らかの形で代替医療に関わっている人、興味を持っている人は読んでおくといい本だと思います。
2011年に読み終わった本はこれで最後だと思うんだー。
読みかけの本はたくさんありますが、心の求めに従って読むかもしれないし読まないかもしれませんね。
あと、アロマテラピー関連の書籍を何冊か読みましたが、この記録に書く余裕がなかったです。
機会があればホームページの書籍紹介コーナーに取り上げたいと思っています。
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『代替医療のトリック』サイモン・シン&エツァート・エルンスト
お気に入り度★★★★☆
『代替医療のトリック』サイモン・シン&エツァート・エルンスト
もう1月も終わりだというのに昨年読み終わった本です。
昨年読み終わった、というより昨年ずっと少しずつ読んでやっと読み終わった。
2010年の初めに発売されて「読まなきゃー」とずっと手元にあったもののなんとなく読み始める気にならず、2011年に読み始めて。
面白かったのですけど、さくさくとは進まず、年末までかかってしまったのでした。
460ページ以上の大作だし。
数ある代替療法が本当に効くのかどうかをつきとめようという試み。
中でも、鍼灸、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブ療法の4つについて膨大なデータを検証するという形で取り上げています。
内容については、いろいろな説があるだろうし手放しでこれだ、とはいかないと思いますが、ひとつの参考としては使えるのではないかと思います。
批判も多いようですが、わたしはこれはこれで価値あるものだと思いました。
代替医療を批判する書ととる人も多いかもしれないけど、ある程度の公平性は持っているように感じました。
アプローチに対する好みが分かれるってことですかね。
アロマテラピー講師としては必ず読んでおくべき本で、発売から2年近くもたってから読み終わったのは遅かったです。
結果、4つともほとんど効果がないという結論といってもいいでしょう。
特にホメオパシーについてはボロクソに近い。
とんだインチキ療法といえるような。
ハーブ療法については一定の効果を認めていますが、危険性も認識しないといけない。
真実は、この本だけではわからない。
これからももっと検証されていくでしょう。
アロマテラピーについては、他の多くの代替療法と同じく2ページでさらっと。
代替療法とはいってもあやしいものも本当に多いですね。
信じるかどうかはその人しだい。
効果が出るならいいじゃない、と思いますけど、それで人を騙すような形でお金儲けをする人がどんどん出てくるのはいただけないと思う。
アロマテラピーについてわたしは、講師としては代替療法的なアプローチはしていません。
医療従事者じゃないというのもありますし。
でもその視点からの勉強はし続けていくつもりです。
この本に書いてあることの全てを妄信的に信じることもないけど、全てを批判するつもりもない。
冷静に、慎重に、知識として持っておきたいです。
「科学的根拠」という言葉は好きですが、それだけではないことも充分充分知っているつもり。
決して読みやすい本ではありませんが、何らかの形で代替医療に関わっている人、興味を持っている人は読んでおくといい本だと思います。
2011年に読み終わった本はこれで最後だと思うんだー。
読みかけの本はたくさんありますが、心の求めに従って読むかもしれないし読まないかもしれませんね。
あと、アロマテラピー関連の書籍を何冊か読みましたが、この記録に書く余裕がなかったです。
機会があればホームページの書籍紹介コーナーに取り上げたいと思っています。
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『代替医療のトリック』サイモン・シン&エツァート・エルンスト
お気に入り度★★★★☆
by amica-aroma
| 2012-01-29 20:09
| 読書記録